嫌なら嫌で良いから黙って嫌ってろって思った件

最近良く目にするのが嫌韓嫌儲という言葉です。

ネットスラングの一種だと思うんだけど、余りにポピュラーになりすぎて、私も時々遣うことがある。


しかし目にする頻度が高くなるにつれて違和感を感じ始めました。

人間だから好き嫌いは当然ある。是非もない事だ。

しかし「嫌だ」という感情を表面に出されると、出された相手も嫌な気分にさせてしまいますよね。


「嫌だ」「嫌いだ」という感情は抑えられるようなものではない。だが「嫌だ」「嫌いだ」という感情を持ったとしても、あえてそれを公表する必要はないんじゃないかと思うんです。

聞かれてもいない好き嫌いを自ら公表する必要はないし、公にすることで嫌な気分になる人も少なくない。

わざわざ相手に不愉快な思いをさせる必要はないと思うんですよね。


くどいようだが嫌いという感情は人間だから抑えようが無い。

しかし、それはわざわざ公表する必要のない事であり、公表する事で不特定多数の人が不愉快な気分になるのなら罪だと思う。

嫌なら嫌で構わないし、私だって嫌な事はいくらでもある。ただそれを公にしない事で他人を不愉快な気分にさせずに済むなら、公表しない方が絶対に良い。

嫌なら嫌で構わないから、一人で黙って嫌ってればいい事である。

そういう処世術を大切にする事が平和な社会を構築する術なんじゃないかと感じる今日この頃です。


そもそも「嫌だ、嫌いだ!!」という感情を喚き散らすより、好きなことだけを考えてた方が人は幸せなんじゃないかと思うんですよね。