秋は危険生物に注意しましょう

先日、ヒトスジシマカに過剰反応した事をエントリしましたが、私の住む地域のヒトスジシマカがデングウイルスを持っている可能性は極めて低いから、本当はサラッとスルーしちゃえば良かったんですよね。

頭では判っていても、なかなか冷静には対応出来ません。


しかしこの時期ヒトスジシマカよりも警戒しないといけない生物は沢山います。

私が注意しなきゃいけないなと感じてる秋の危険生物をまとめてみますね。


スズメバチ!!

夏から秋にかけて被害が増えるのがスズメバチです。

私は小学生の頃、スズメバチの巣を竹竿で突いて遊んでいました。

そして頭を刺されました。凄く痛かったし、怖かったです。


私の場合は自業自得なんですが、スズメバチは攻撃性の高い蜂で他の生き物が巣に近づくと警戒態勢に入り警告します。警告に気付かずに更に巣に近づくとスズメバチの攻撃が始まります。

刺された場合、アナフィラキシーショックで亡くなる人もいるんですから注意が必要です。

刺されたらポイズンリムーバーで毒を吸い出し、急いで病院に行く事をお奨めします。


特に秋の行楽シーズンを利用して山や森、公園などに出かける時は注意しましょう。

民家の軒下に営巣する事もありますから、自宅の玄関先で刺されるなんて事も充分あります。

スズメバチに刺された時は、患部を指で摘まんで毒を絞り出すか、ポイズンリムーバーで毒を吸い出しましょう。

刺された患部は、水や氷で冷やした方が良いでしょう。

さらにステロイド系の軟膏や抗ヒスタミン系の軟膏があれば、患部に塗ったほうが良いでしょう。

そして必ず病院に行ってください。


マムシ

ご存知日本の毒蛇です。

大人しい性格のヘビですが、身の危険を感じると攻撃してくる事があります。とくに繁殖の時期は攻撃的になるようです。


あまり活発に動いているマムシを見た事はないんですが、毒をもつヘビなので注意が必要でしょう。


セアカゴケグモ

セアカゴケグモは日本の在来種ではありませんが、最近急速に個体数を増やし、繁殖地域を拡大しているようです。

外国では死亡例もあるようですから注意しなきゃいけませんね。毒性は強いが一匹だけなら毒量が少ないので危険性は低いです。ただし最近の報道では数十匹単位で発見されており、一度に数匹から噛まれると危険度は高くなるでしょう。

しかも民家の庭先で発見されたりするほど活動域が人間に近い。注意が必要でしょう。