朝日新聞は意図的にミスリードに誘導してる可能性があり、まったく改善されてない印象です
なんじゃこりゃ〜!世の中舐めとるな!!
「病気の娘に好物の鰻を食わせてやりたかった。」・・・うんうん。お涙頂戴のええ話やのう。
って感じになるとでも思ってるのか?
http://www.asahi.com/articles/ASG9J3HC7G9JOHGB002.html
岐阜市内のスーパーでうなぎのかば焼きや高級ハムなどを万引きし、常習累犯窃盗の罪に問われた無職の男(73)=岐阜市=に対する裁判で、岐阜地裁は16日、懲役2年8カ月(求刑懲役3年6カ月)の実刑判決を言い渡した。
山下博司裁判官は「常習的な犯行で、万引きに対する規範意識が鈍っていると言わざるを得ない」と述べた。
判決によると、男は7月18日午後0時5分ごろ、岐阜市内のスーパーでハムなど計10点(販売価格計9176円)を万引きした。
公判で検察側は男の犯行動機について「血液の病気で入退院を繰り返す娘の治療費を払い、お金がなかった。娘に好物のうなぎなどを食べさせるために盗んだ」などと述べていた。(小林孝也)
話は変わるが、私はもともと朝日新聞が大嫌いである。だから朝日の記事にはほとんどブックマークしなかったし、コメントもほとんどして無い。
現在絶賛炎上中で、瀕死状態の朝日の記事をブクマした上にBlogのエントリに上げるなんて、過去の私では考えにくい行動です。
大嫌いですから擁護しようという気持ちは微塵もありませんし、逆に更に燃料投下してやろうという悪意もございません。
しかしこの記事だけはどうしてもエントリしたくなりました。
「病気の娘に好物の鰻の蒲焼を食べさせてやりたい。」という親心は多くの人の同情を集めるでしょう。さらにこの被疑者を懲役2年8ヶ月に処した岐阜地検を「血の通わぬ判決」と抗議したくなる人もいるでしょう。
そうです。すべて貧困が悪いんです。貧しくなけりゃこの被疑者も万引きなんかしなかったんです!
と、涙ながらに訴える人も現れるかも知れませんね。
弱者に優しい事は良い事ですが、よく記事を読んでみましょう。
このジイサンは窃盗の常習犯で被害額もそれなりの金額になるでしょう。
病気の娘の為に、魔が差して・・・たった一度の万引き!って事なら、情状酌量の余地もありましょうが、常習犯だとしたら全く同情の余地が見当たりません。(一回だけでももちろんダメですけどね)
しかも娘の好物である鰻のみならず、誰が食うのか知らんけど高級ハムまで万引きしてるんですよね。情状酌量の余地があるんだろうか?
何度も万引きしていて「病気の娘に鰻を食べさせてやりたかった。」なんて言い訳が通用するとでも思ってるんだろうか?
お涙頂戴の人情話じゃなくて、窃盗常習者の見苦しい言い訳でしかない。
しかも常習累犯窃盗罪って懲役刑を受けた犯罪者の再犯事件やんか。
やっぱり朝日の記者の感性はどっか歪んでいるし、まったく改善されて無いんだなと思う次第でございます。