割と本気で国会議員の総数を31%にしたい理由
政党政治を行っている以上、議員の数は大幅に削減しても影響は無い
民主主義を崇拝しきっている人たちには理解出来ないかも知れないが、私は「民主主義なんて、しょせん多数決主義だよね。」と思っているので、割と真面目に「国会議員の定数なんて、もっと削減できるよね」と考えています。
日本の国会では政党政治が行われている訳ですが、民主主義とは多数決主義だからこそ、数の力で意見をごり押しする為には政党という組織が必要になるんですよね。
ところが、この政党という組織が力を持てば持つほどに国会議員の数は減らしても影響なしになるんですよね。
例えば、普天間基地の移設問題を考えて見ましょう。
自民党も、与党民主党のやり方には反発しているが、辺野古を移転先に考えているのは間違いありません。
社民党や共産党は、沖縄(日本国内)に基地は必要ないと考えています。
その他の野党にもそれぞれ考え方があるでしょう。
そして国会議員は、自分が所属する政党の主張をそれぞれが主張しているに過ぎません。
この風潮自体が大問題なんですよね。
国会議員は国民の意見を国会に届けるのが仕事です。国民の代弁者であるべきなのです。ところが代議士としての本分を忘却の彼方に忘れ去り、政党の代弁者に成り下がった国会議員など、ただの無駄飯食らいに過ぎないんですよね。
党利・党略・党則ばかりを重視して、肝心の国民の代弁者という本分を忘れ去った連中には1円の価値すらありません。
また、政党の主張を声高に叫ぶだけならば、国会議員なんて不要です。
なぜならば、政党の考えを主張するだけなら、各政党の代表者だけで議論すれば十分だからです。
現在の参議院議員数
私は参議院など不要と考えているのですが、参議院不要論には今回は触れません。
参院不要論については、今後機会があればジックリと書きたいと思います。
今回は参議院は不要だけど、実際にあるんだから今後も存在し続けるだろうというスタンスで考えてみます。
現在の参議院議員数は総定数242人で、現在1人欠員なので241人です。
(ちなみに今年7月に任期満了を迎える議員は121人です。)
現在241人の参議院議員がいるのですが、その内訳は
民主党が115人、国民新党が6人、新党日本が1名、自民党が70人、公明党が21人、日本共産党7人、新党改革6人、社民党(護憲連合)5人、たちあがれ日本3人、その他7名です。
「各議員は、政党の主張しかしないので、所属議員数の最大公約数で割った数でも同じだろ?」って思うんですよね。
実際には1名の所属議員しかいない政党もあるので、最大公約数が1になっちゃうんですけど・・・
この際です、どこかの政党と連立することでしか存在価値を見出せない政党は、サッサと吸収してもらいましょう^^。(ここはかなり強引な考え方だけど)
所属議員1名の政党を数から外せば、最小政党はたちあがれ日本の3人ですから、3で割っちゃいましょう。
定数を三分の一にするからという論法でもOK!・・・だと思う。
新党日本は民主党に近い(私だけの偏見とは思えないので)ので、民主党が吸収すると仮定します。
民主党は(115+1)÷3=38.66四捨五入して39人。
国民新党は6÷3=2人。
自民党は70÷3=23.3四捨五入して23人。
公明党は21÷3=7人。
日本共産党は7÷3=2.33四捨五入して2人。
社民党・護憲連合は5÷3=1・66四捨五入して2人
たちあがれ日本は3÷3=1人。
合計76人になります。
241人で議論しても76人で議論しても、導き出される結論が同じならば76人で議論したほうが、費用対効果がいいし、議論もまとめ易いでしょう。
国会議員が現在のように政党としての主張ばかりを繰り返すのであれば、とりあえず参議院議員は76名にしちゃいましょう。
まあイロイロと問題があって、スグに移行する事は出来ないだろうけど、このまま政党政治を続けるのであれば、小選挙区なんか無くしちゃって、全国区の比例代表制にしてもいいと思う。
鳩山さんを選ぼうが、小沢さんを選ぼうが、主張することが同じならどちらかを選ぶ必要は無いんですよね。
国民にとっては、同じクオリティーならば、よりコストパフォーマンスが良い方を選んだほうが良いんだからね。