JRAが壊れた?JAPAN WORLD CUP

私は競馬が好きだ。ついでにおちゃらけ企画も大好きだ。

しかし・・・この企画をJRAのWEBサイトで行う必要があるんだろうか。

http://www.jra-jwc.jp/


確かにやってみると面白い。

1枠のギンシャリボーイが勝つときはゴール前で立ち上がり、アナウンサーは「シャリが立った」と絶叫する。


2枠のピンクフェロモンは、唯一の女性騎手が騎乗しているが、このピンクフェロモンが勝つときは騎手が馬上に立ち上がり服を長いムチを振り回し、最後は騎手が裸になってゴールインする。
ちなみにこの馬が勝つシーンは一度しか見ていないので、滅多に勝たないのだろう。ヨーロッパ最強という触れ込みだったように記憶しているのだが・・・滅多に勝たないのである。


3枠のチョクセンバンチョウは、タテガミをリーゼントにしているし、手綱がチョッパーハンドルになっていて勝つときは暴走族の単車のようになって蛇行しながら突っ込んでくる。


4枠のハリウッドリムジンは、胴長の馬でなんと二人乗りである。しかも勝つときは胴が伸びるという奇跡的な勝ち方をする。


5枠のバーニングビーフはどう見ても牛にしか見えない。実際のモーモーと啼きながら突っ込んでくる。この牛が勝つときは後方で騎手が立ち上がり、目の前に闘牛の赤い布をたらし、牛が興奮して先に行っている馬達を角で突いて吹っ飛ばすという反則系の決め手を駆使する。


6枠のサバンナストライプはシマウマである。この馬の騎手は馬上で腹筋したり雨乞いをしたりレースに集中していないが、勝つときは馬上で横向きになって自らを羽代わりに使って突っ込んで来るのだが、最後は馬の首にしがみ付き、プロペラのように回転して勝利に導くというアクロバティックな騎乗スタイルである。


7枠のジラフは鹿毛のキリンだと思う。この馬が勝つときは長い首を激しく上下に動かしながら突っ込んできて、最後は騎手が首の上を駆け上がり、ゴール板の前で無理やり首を押さえて勝利に導く。確かに首の上げ下げの勝負になったら少しでも首が長いほうが有利なんだけど・・・


8枠のハリボテエネジーは、二人の人間が空き箱を利用して馬になっているようである。毎回第三コーナー辺りで転んで落馬するし、空き箱は壊れてしまう。

おかげでバーニングビーフが勝つときに角で突かれてしまう心配はない。だからバーニングビーフが勝つときは2着になって大穴をあけるのだ。

まさか8枠が勝つことはないと思っていたが、一度だけ勝つシーンをみた。

バーニングビーフが先行する馬達を蹴散らした後、急に止まってしまう。そこに騎手が空き箱を抱えて突っ込んでくる。中に入っていた人間も一緒にゴールインする。


面白いゲームである。

しかし、JRAのWEBサイトで企画するのは如何なものだろう。

楽しけりゃ文句は無いんだけどね。

しかもこのゲームの上位100人に入れば何かもらえるらしい。

景品がもらえるのであれば、喜んで遊ぶ人も多いんじゃないかな。


ちなみにこのレースは数パターンの決着しかないようである。

私が確認したのは以下の通り

  • 馬単1−2
  • 馬単2−4(滅多にでない)騎手が服を脱いじゃうので意識的に少なくしていると思われる。
  • 馬単3−4(あまり見かけなかった)
  • 馬単4−3
  • 馬単5−8(反則技なのに意外によく見かける)
  • 馬単6−1(良くでると思う)
  • 馬単7−3(結構良く出る)
  • 馬単8−5(
    5−8のパターンから変則的に出現するので滅多に見ることは無いと思う。)


    結局、8つの結果しか用意されていないんじゃ無いでしょうか。

    しかも、1−2・3−4・4−3・5−8・6−1・7−3が主に出現するのである。

    その中でも5−8は配当が高くて出現する頻度も多いように思う。

    結構面白いので、興味がある人はチャレンジしてみるのもいいだろう。

    ちなみに実況のアナウンスを注意深く聞いていると、3コーナー辺りで結果がわかってしまうので、楽しみたい人は実況を注意深く聞かないようにしたほうがいいと思う。