やっぱり選挙に参加し、投票する事が重要だと再認識した話
自民党が衆院選で圧勝した。294議席から291議席に減ったけど、0増5減の選挙だったこと、過半数を超える議席数だった事を考えれば、3議席減は現状維持以上の成果だと思う。
伸び代がない状況からの現状維持など、本来ならば考えられない事だ。
なぜ現状維持が困難なのかはテストの成績に喩えると判りやすい。
100点満点のテストで前回100点をとった人が、次回のテストで成績を上げる事など不可能なのだ。逆に前回のテストが50点だった人が、次回のテストで成績を上げることは比較的容易である。
前回の衆院選で、自民党は98点の点数だった。今回はちょっと下がって97点だろう。成績は若干下がったが良く頑張ったといえます。
民主党は前回が18点位だったが、今回は10以上議席を増やして21点、共産党は8議席から21議席に増えたが、前回が3点だった点数が今回は7点になった程度だと思う。注:点数は議席数/3で計算した。
伸び代が無かった自民党が3議席減で収まったのは、安倍内閣の経済政策が評価されたからだろう。
安倍内閣は高く評価されていい。しかし、それでも今回の解散総選挙は容認しがたい。個人的には700億円の無駄遣いだったと考えている。
だから私は比例で共産党に投票した。生まれて初めての事だ。
解散総選挙に反発して投じた一票であるが、結果的にその1票が思いもよらぬ破壊力を発揮した。
終わってみれば、共産党が議席数を21議席に増やすという大躍進だった。2.5倍の大躍進には個人的に満足してる。なぜなら衆院で法案を提出するには20人以上の賛成が必要だからだ、
21議席になった共産党は、今後単独で法案を提出出来るようになったのである。明らかに出来すぎ
「私の一票がとんでもない破壊力を発揮した。」と大満足している。
実際には私の1票がというより私と同じ考えの人が少なくなかったという事なんだが、それでも大満足です。
「たった1票じゃ政治は変わらない。」と嘆くより、変わらなくてもいいからアクションを興す事が重要だと再認識した。
そのアクションは、スグに効果が現れないかも知れないけど、いつか必ず効果が出るものである。