スケートの神様が降臨した？メダルよりも感動的な浅田真央選手の演技！

私は夜勤だったが、食事休憩の時間が浅田真央選手の出場時間と見事にリンクした。

ショートプログラムはミスが多発して不本意な成績だったが、それ故に浅田選手が凄い演技を見せてくれそうな予感めいた印象を持っていただけに、本当にラッキーだった。

なぜ浅田選手が凄い演技を見せてくれると予感したのか。これは完全に私流のロジックなのだが・・・

などの状況を考えると、浅田選手が拘りぬいたジャンプで、自身が目指してきた理想の演技をするだろうと言う事は容易に想像出来ました。

彼女は、日本国民の期待を一身に背負い、勝つことを求められ続けてきた。

もし彼女のショートプログラムの点数が、上位争いが出来る点数であったなら、メダル獲得の為に冒険を避けて安全な演技をしなきゃいけなかったかも知れません。

しかし今回のフリープログラムはメダル獲得の可能性は絶望的なので、リスクを恐れる必要はないし、国民やファンも理解してくれるはずですから、浅田選手は思い切って自身が理想とする演技をするだろうと考えたのです。

浅田選手は予想通り、3回転ジャンプを8回も飛んでくれました。私の想像を遥かに超えた凄い演技でした。

あの凄い演技はなんだったのか？浅田選手の努力の集大成だと言う事は当然承知しておりますが、それにしても凄かった。浅田選手のフリープログラムの演技は神がかったという表現がピッタリの演技。本当にスケートの神が降臨したんじゃないか？と思える程でした。

私はフィギュアスケートに関しては完全にド素人ですが、フィギュアスケートを見ていて、ゾクゾク身震いするような演技は初めてでした。

思い起こせば、年齢不足で出場出来なかったトリノオリンピック、完璧な演技だったにも関わらずキム・ヨナ選手に破れ銀メダルに終わったバンクーバーオリンピック、ショートプログラムで痛恨のミスを続けてしまった今回のソチオリンピックと、オリンピックは頑なに浅田真央選手を拒み続けて来たように感じます。

人には運不運がツキモノですし、巡り合わせが悪い、相性が悪いという事も往々にしてあります。浅田選手とオリンピックは巡り合わせとか相性が悪かったのかも知れません。

それでも浅田選手の諦めない心は我々の心を打ったし、スケートの神様の心をも動かしたのではないでしょうか。

浅田選手の演技はまさにスケートの神様が降臨した最高の演技だったと思います。

あんな演技を見せられては、メダルの価値なんて色褪せてしまいます。メダルよりも感動的な演技！こそが、浅田選手の最大の勲章であり、我々の夢や希望なんじゃないかと感じました。

浅田真央選手、神がかり的な演技をありがとう。感動をありがとう。日本のファンは、ただただ感謝の念で一杯ですよ。