愛国心の無い奴がどうして他国や他人を愛せようか!

世の中には愛国心と聞くだけで、「やれ戦争だ」とか「過去の過ちを繰返そうとしてる」だとか、カッコつけて「いつか来た道」だとか「軍靴の音が聞こえる」だとか言い出すリベラル気取りの左巻きが存在する。


私はいつもこれ等の台詞を聞くたびに「お前等はリベラルじゃないよ。ただの左巻き!!」って心の中で思ってる。(時々口に出すこともあるが・・・)


リベラルには様々な定義があるだろうけれど、まずは自分自身が自由な発想で考える事が大前提だと私は考えている。

誰かに聞いた事を復唱してるようじゃリベラルとは言えないだろ?自分自身の自由な発想がないんだから、それは単なる思考停止だよ。


軍靴の音?はあ〜平成の日本に軍靴の音がどんな音なのか知ってる奴がどれほどいると思ってんだ!そりゃ自衛隊の関係者や戦場ジャーナリストなどは知ってるだろうけど、一般庶民で軍靴の音を聞いたことがある奴なんて1%も存在しないだろ?


「いつか来た道」だ〜?そりゃ何処の道だよ!!


今どき「軍靴の音が聞こえる」なんてほざいてる奴に教えてやるよ。お前らが軍靴の音だと思ってるのは軍靴の音じゃない!ただの空耳だよ。


とにかく軍靴の音が聞こえる奴は、悪い事は言わないから早急に耳鼻科で診察して貰え!絶対に病気だから!!

精神科で診察してもらうのも忘れるな!心の病の方も心配だ!


と、一通り本音をぶっちゃけたところで本題に入る。


自分の祖国、住んでる地域、そこに住む人々、自然や文化、その他諸々を愛する心が愛国心だよ。


国というモノは無形のものだ。「え〜日本はタツノオトシゴみたいな形してるやん。ちゃんと形あるよ!」とか言い出す奴もいるだろう。しかしアレは現在の国土(領土)の形であって、国というべきものじゃない。国というのは地形も含むんだが、それだけじゃない。その土地に住む人々、自然や文化を含めた総称であるから、国土が国だという認識は完全に間違いだ。


それから内閣を国と表現することがあるが、内閣は国ではない。国を運営する為の組織であって、国家の一部に過ぎないのだ。

そこのところを勘違いしてる奴が異常に多いんだよね。


何度も言うが、国とはそこに住む人々や自然や文化の総称である。もちろん国土や内閣の含むんだが、それは国の一部に過ぎないという事だ。(人によってはまだまだ多くのものを含む場合もある)


国を愛せないって事は、自分が住む地域、そこに住む人々、自然や文化を愛せないって事なんだよ。


自分が住む地域、人、自然や文化を愛せない人間が、どうしたら他国の人や自然、文化を愛することが出来ようか!

自分が住む国を愛せない人間は、決して他国や他の国の人々、他国の自然や文化を愛する事は出来ない。愛せる訳がないだろ?


愛のスタートは「まず身近な人、身近な自然、身近な文化」なんだよ。


まずは、自分の家族を愛する事から愛は始まる。そこから隣人、自然や文化を含めた地域へと愛は拡大していく。最終的に世界や宇宙にまで愛は拡大していくものだ。国というのは地域から世界に拡大してゆくまでの一過程である。よって自国を愛せない人間に他国を愛する事は到底出来ないし、我々が住む世界を愛する事は出来ないのです。


私はキリスト教徒じゃないし、キリスト教的愛の思想がある訳じゃ無いが、マザー・テレサの「世界平和のために何ができるかですって?家へ帰って、あなたの家族を愛しなさい。」という言葉は有名だ。愛のスタートは自分の家族を愛する事から始まるんだと私は思っている。その点において、テレサの言葉は真理である。


自虐史観に捉われて自分の住む国を愛せない奴は、他国の人も愛せないし、他国の自然や文化も愛せない。


逆に、他国から挑発されたぐらいで嫌韓や嫌中、嫌米などを主張し他国を愛せない連中は、自分の国を本当に愛する事は出来ない。


本当に愛国心のある奴は、他国の人々や自然や文化も自国同様愛する事の出来る人である。愛国心の無い奴は、他国の人々や自然、文化を愛することが出来ない人である。


愛のある人間とは、まず自分を愛し、自分の家族を愛し、住んでる地域を愛し、自国を愛し、他国を愛し、世界中を愛する人の事である。


愛国心と聞いただけで拒絶反応を示すような人は、愛を全面否定する事と同義だと私は思う。


全人類を愛するまで愛は拡大するものだけど、まずは自分を愛し、家族を愛し、住んでる地域を愛する事から愛は始まるんだよ。