子供の終末期や安楽死についてはこれから考えなきゃいけない。新たな課題だ!
個人的に、終末期医療や在宅介護、安楽死・尊厳死についてはイロイロ考えてきたつもりでいたし、過去にエントリした事もある。
しかし今回のベルギーの件では、まだまだ私の勉強不足というか認識の甘さを痛感した。
私の場合は、両親共に闘病生活の末に亡くなったので、次は自分の番だと思い込んでいた。
自分自身は両親を病苦の苦しみから解放してやることは出来なかったが、自分の時には両親の終末期や介護を通して学んだ事を余すところ無く利用しよう。リビング・ウィルを活用して「回復の見込みが無い場合にはサッサと楽にしてもらおう」等と虫のいい事を考えていた。
常識的に考えれば、当然次は私が死に直面する可能性が高い。というより、独身で子どももいないんだから、現時点では100%私の番だ。
だから、今後結婚したり子供が出来たりしない限りは今の考えで良いのであるが・・・
もし、今後結婚でもするような事があれば、パートナーの死や子どもの死に接する可能性だってある。(まあ現時点では考えなくても良いのかもしれないけどね)
当然、生まれたばかりの子供でも生まれてきた以上はいずれ死が訪れる。運が悪けりゃ私がその死を見届けなければならない事もあるだろう。
しかし、子供の終末期や安楽死なんて考えもしなかった。両親共に既に亡くなっており、独身で子どももいないので、そんな事には関心も無かったし、考えるような境遇でも無かった訳ですが、今回のベルギー上院の話題で「あ〜そういうケースもあるな」という事にはじめて気がついた。
まだまだ考えなきゃいけない課題がある事に気がついた。今までだって散々考えて、己の死については結論が出ていた訳ですが、新たな課題が見つかったというより、思い知らされた気がした。