特定秘密保護法案についての雑感

社会 世の中

最近よく話題になっている特定秘密保護法案ですが、私はこの法案が問題になるのか良く判らんのであります。


国民の知る権利がどうのこうのと揉めておるようですが、国民の知る権利なんて台詞はマスコミが自己保身の為に使うフレーズであって、善良なる市民が使う言葉じゃないと思うんですよね。


そもそも国家機密っていうのは外部に漏れると問題な情報であって、国民だから知らされるべき情報ではないんです。

外交と言うのは他国とポーカーしてるようなモンなんですから、相手に手の内を見せる訳にはイカンでしょう。


ポーカーしてて「私はワンペアですよ。勝ってる人だけ勝負して下さい。」と手の内を明かす馬鹿はいませんよね。


個人情報が漏洩すると大騒ぎするくせに、「国家機密は公開せよ！」なんてダブルスタンダードも甚だしいと思うのであります。


むしろ個人情報より国家機密の方が重要だと思うんですよ。より多くの国民に影響があるから！


「悪党が個人情報を狙っているから個人情報は漏らしちゃいけない。」ってロジックなら、「国家機密は悪党国家が狙ってるから漏らしちゃいけない。」って事になると思います。


特定秘密保護法は、絶対に必要だと思うんだけどなあ〜。