貧乏人扱いされてムカついたから超貧乏人の俺が日本ユニセフを叩こう!!

先日から日本ユニセフの件が盛り上がっちゃってます。

特に虚構新聞に関しては、アンチ虚構新聞からの激しいバッシングの嵐です。


考え方や解釈の違いは人それぞれですから、日本ユニセフについての印象も人それぞれでしょう。日本ユニセフが大嫌いな私でも、日本ユニセフを擁護する人たちについては否定しませんよ。

ところが、日本ユニセフを擁護する人たちの中には、私のようなアンチ日本ユニセフを貧乏人呼ばわりして喧嘩を売ってくる輩も少なからず存在するようです。

日本ユニセフをネットで叩いて溜飲をさげる貧乏人たち

上記のエントリなどはその代表格でしょうね。

タイトルからイキナリ喧嘩を売ってますwww普段の私なら、この手の挑発に乗ることは無いんですが、今回は貧乏人の私が「この貧乏人が!」って挑発されたんですから、人は本当の事を指摘されるとマジギレすると公言してる私がぶちキレない訳にはイカンでしょう。


日本ユニセフは本当に透明化された組織なのか?

問題のBlogのエントリでは日本ユニセフピンハネ疑惑について、延々と説明されてますが、私自身は組織の運営費として寄付金の一部が使われる事を問題視していませんので、ユニセフピンハネしているという印象は持ってません。しかし透明化というのは財務上の問題だけでしょうか?


そりゃまあ〜運営費として使われてる金額が金額ですから「ピンハネしとるやんけ!」と激怒してる人も少なくはないと思いますよ。しかし、私が感じてるユニセフの疑惑とは全く違う問題です。


東北の被災地への義援金を他の紛争地帯に送ったんじゃないか疑惑

少し前の話題になりますが、日本ユニセフは東北の被災地への義援金について


「当緊急支援に必要な資金を上回るご協力」があった場合、「他国での自然災害などによる緊急支援に活用させていただくことがある」

と説明していました。

当時の記事がまだ残ってました。⇒「必要以上の募金、他国への支援に」 日本ユニセフ協会方針に異論も

ちなみに、東北の被災地はまだまだ復興途上です。

東北の被災地支援金を他国の緊急支援にまわすってどういう事だよ。しかも支援に必要な資金を上回るご協力って・・・そんなの一体誰がどんな基準で判断するんだ?


募金活動に一番大切な何に使われるのかの部分が滅茶苦茶曖昧じゃないか!これを不透明といわずして何を不透明だというのであろうか?


余談になりますが、ココで虚構の記事に対するバッシング記事の一部を紹介します。

虚構新聞は死にました

このエントリの一部を抜粋しますね。おそらくこの部分がこのエントリで一番主張したいところだろうから!違ってゴメン。


へー、こういうこと書いても「これは嘘ニュースです」って見えないところに書いておけば許されるのか。
そしてそれを褒め称える人間が次々集まってくるのか。すごいね。
これが許されるのならあいつ殺すとかこいつヤクザとか書いても「嘘ニュースです」って書いておけば大丈夫だね。
殺す。(嘘ニュースです)

抜粋だけじゃ書いた人の本音などは読み取れないでしょうから、一応リンク先に飛んで確認してね。



まあ虚構新聞が、このサイトは全て虚構記事だからね。って断っているものの、わかり難い仕様になっているのは事実です。


PCサイトで見ると、虚構新聞だという事は一目瞭然なんですが、ガラケーでみると本当にわかり難いです。

私などは、ハテブのホッテントリなどから記事を探し、内容を読み進めていくのですが、途中でオヤオヤなんか怪しげな記事だぞ。という印象を持ち、大体半分ぐらいで「こりゃ虚構の記事じゃないか?」って確信に変わり、最後まで読んで「やっぱり虚構だったな。騙されないぞコンニャロメ〜ww」という経緯をたどって楽しんでいます。

始めから虚構記事だとわかっていたら面白くないので、敢えてガラケーで読むようにしてます。


ここで、日本ユニセフの話しに戻りましょう。

「当緊急支援に必要な資金を上回るご協力」があった場合、「他国での自然災害などによる緊急支援に活用させていただくことがある」って説明が判り難く表示してあった場合、誰もが東北支援の義援金は東北の被災地支援に使われると思うわけですよ。ところが実際にはユニセフの不透明な判断基準で不透明な支援が行われている可能性が否定出来ない訳ですね。このロジックなら、嘘記事ですと表記してれば嘘記事を書いてもいいという虚構新聞と、「他国の支援に使う可能性があるよ」と記述してれば他国の支援に使っても良いという日本ユニセフは同じじゃないかと思う訳です。


個人および一部の人間の楽しみとして消費される虚構新聞という媒体と、世界各国でボランティア活動をするユニセフでは、その存在意義において全く違う次元である事は私も認めますが、説明さえすれば何をしても良いというロジック(ほとんど屁理屈なんだが)は同じものです。


東北への義援金の一部が他国の紛争地帯の支援に使われたかどうかはキチンと説明されてるのかな?更には、その分岐点となる金額の根拠や判断基準は明らかにされてるのでしょうか?

寄付が多くの人の善意であるならば、財務諸表(バランスシート)を公表するよりも、支援先や用途、判断基準を公表する方が大切だと私は思います。



一番重要な事が曖昧で不透明なのに、日本ユニセフは透明化されてるなんて誰も思いませんよ!!

もしも緊急支援金が他の支援先にまわされる可能性が少しでもあるのなら、誰がその判断をするのか?判断基準は何なのかだけでも公表して頂きたいものです。


更に日本ユニセフによる催促郵便について

日本ユニセフの催促郵便については、先日のエントリで言及しましたが・・・

私がユニセフを嫌いな訳とその証拠写真を公開する


貧乏人が貧乏人と罵られてマジムカついたんで(しつこくてゴメン)もう一度書かせて貰おう。


ユニセフに寄付すると、数年後に振込用紙入りの催促郵便が届く事はリンク先のエントリで紹介してる。もちろん証拠ありです。



こんなのが届くんですよね。


ユニセフに寄付した事がある人で、この振込用紙入り催促郵便が届いた事があるって人は相当数いるんじゃないかな。私がワザワザ公開しなくても良いくらいには出回っているはずです。

この催促郵便は私の祖父宛に送られて来たものですが、その時私の祖父は亡くなって十数年が経っていました。要するに故人に届いた催促郵便です。


この時、祖父母は共に亡くなっていましたから、私が郵便を受け取ったんですが、振込用紙を見た途端に怒りが込み上げてきました。なんの確認もせずに、ただただ事務的に振込用紙入りの催促郵便を送りつけている事が明白だからです。


人様の善意である寄付を日本ユニセフは何だと思ってるんでしょうか?


更に良く考えてみました。私だったら「なんだ!このクソ野郎が!!」って怒るんですが、年寄りだったら「寄付しなきゃいかんね。」という強迫観念に囚われかねないと思うんです。例えばお祖父さんが先に亡くなった未亡人のおばあさんの元に、亡くなったお祖父さん宛に振込用紙入りの郵便が届けば、おばあさんは「お祖父さんの為に寄付しなきゃ!」って感じると思うんですよ。


これって、人の情を利用した寄付の強要に他ならないと言われても文句言えないんじゃないかな。人の感情なんて誰にも制御出来ないんだもん。


最後にもう一つ

ただね。ユニセフという組織は国際連合児童基金UNICEF)の事です。被災地へのボランティアというより、被災地の児童を支援する団体です。いつどんな状況でも児童の事を最優先する団体であり、それがユニセフの判断基準である事は間違いありません。東北被災地の支援は、あくまでも東北被災地の児童の支援です。被災地の児童支援が充分なら、次に優先されるのは被災地の復興や被災地の大人の命ではなく、他の被災地や紛争地帯で苦しんでいる児童の支援が優先されます。善いか悪いかという話じゃなくて、そういう思想の元でスタートした組織です。


ですから私自身は、ユニセフの判断基準はあくまで児童優先!どんな緊急事態においても児童の支援を優先する団体だと認識してますので、東北への義援金の一部がアフリカなどの飢餓に苦しむ児童支援に使われても良いと思います。ただ誰がどういう基準で判断をするのかを明確に文章化して欲しいと願います。


透明化してると主張したいなら、寄付がどういう所で使われてるか、どういう判断基準の下で誰の判断によって行われているのかを明確にして欲しいものです。○○億円ユニセフ本部へじゃ〜透明化とはいえないですよ。特に地域名や災害名をタイトルにした募金を他の地域で使う場合には必要不可欠だと思います。