アントニオ猪木に対する懲罰動議について思うこと

佐賀県地方も紅葉が綺麗です。

私は山野に出かけて紅葉を楽しむなんて高尚な趣味は持ち合わせておりませんが、車で外出したときに赤く色づき始める街路樹を見ると「綺麗だなあ〜」と思います。

若い頃は「紅葉?ハッ何それ!美味しいの?」って感じでしたが、歳をとる毎に紅葉や花々、自然などに感動するようになりました。歳を重ねるって事は些細な事や身近な出来事に感動出来る感性が育つ事なのかも知れません。


しかし、歳を重ねるごとに劣化してゆく感性もあるようでして・・・

私が幼少の頃憧れた燃える闘魂アントニオ猪木氏に対する懲罰動議参院本会議で可決されたらしい。

猪木氏の大ファンだった私でさえ猪木氏の勝手な行動は目に余るものがあるなと感じていたんですから、そりゃ〜参院の代議士センセ達が発狂寸前の大激怒だった事は容易に想像出来ます。


元ファンとして猪木氏を擁護するならば「悪気は無いんだよ。アントニオ猪木は本気でスポーツで国際平和が実現できると信じてるんだ。国際平和を願っての行動なんだよ。」程度の事しか言えません。国会議員ですから、そんな言い訳が通用するわきゃないんですが・・・

あの燃える闘魂が歳を重ねて・・・こんな有様です。

ちなみに懲罰動議の可決は61年ぶり、処分が下されれば63年ぶりという事らしいです。

輝ける過去の栄光に自ら泥を塗るだけでなく、後世に語り継がれかねない大汚点を残しちゃいそうですね。

元ファンと致しましては、更なる恥の上塗りを防ぐために潔く辞任するのが良いのではないかと思います。一個人としての北朝鮮訪問だったらボンクラ揃いの参院でも口出しが出来ませんからね。ご英断を期待したいものです。