偽装なのか誤表示なのか?エビ問題

食品の偽装問題なのか誤表示なのか判らんが、某ホテルのレストランでバナメイエビ芝エビと表示してたとか、ブラックタイガー車えびと表示していた事が大問題になって、社長が辞任する騒ぎになった。


某ホテルの社長が辞任を表明した途端に、他のホテルやレストランも誤表示していたとゾロゾロ名乗り出て来た。

なんか、凄い騒ぎに発展しつつある訳ですが・・・


それほど深刻な問題なのか?

誤解が無いように最初に書いておくが、誤表示だろうと偽装だろうと消費者を騙した事には違いない訳で、レストラン側には真摯な態度で改善を望みます。

騙された人たちが怒るのは無理も無い話しではありますが、それは騙された事が発覚したからで、誤表示(偽装?)問題が発覚さえしなければ、「○○レストランで美味しい車えびを食べた。」とか「○○レストランで美味しい芝えびの料理を食べた。」って喜んでいたはずなんですよね。

人を騙すのは悪い事だが、騙された方は騙され続けていた方が遥かに幸せだったのかも知れませんよね。

騙された事に気がついてなければ、美味しいエビの印象が残り続けていた訳ですから、「騙された」って怒るより、「美味しかった」って喜んでいたほうが遥かに幸せだったと思います。

残念ながら、今回は騙されてた事が発覚しちゃったんで「美味しかった」という印象より、「騙されてた。」って印象の方が大きくなっちゃいましたが・・・


エビの違いって

正直な話、車えびとブラックタイガーの違いなんて食べる方は気づかないと思います。私の場合は車えびの産地の近くに住んでますから、高級な車えびを何度か口にした事があります。


小さめのダンボール箱を開けると大量のおが屑が入っていて一瞬「オヤっ?何コレ!」と思いますが、おが屑の中には活きた車えびが埋もれています。エビって海の生き物なのにカブトムシやクワガタみたいにおが屑の中に埋めて梱包されてるんですよね^^;

車えびの生命力すげ〜って気がします。

そして新鮮な車えびは生で食べちゃう。これは本当に美味い!凄く甘いし、身はプリプリ!!「こんなん食ったら他のエビは食えねえ〜」って思います。

しかし、残念ながらブラックタイガーを生で食った事が無い為比較する事は出来ないんですよね。生きたまま輸入するのは無理だろうし、今後も私の口に入る事はないでしょう。


しかし、一旦火を通したら車えびもブラックタイガーも似たような味です。少なくとも私には判別出来ない。よってスーパーで買い物する時はブラックタイガーを購入します。

車えびなんて、誰かからの頂き物でしか味わったことがありません。基本的には贈答用の食品なんじゃないでしょうか。


偽装だろうが誤表示だろうが、私だったら気にしてなかったと思います。まあ〜私の場合は「美味けりゃ文句なし!」って性質ですから、不味けりゃ怒るし美味けりゃ喜んでいたでしょう。


今回のエビ偽装問題については、「こんなに大騒ぎする問題かなあ〜」って気がしますが、実際に騙された人は黙っちゃおれない問題なんだろうなと思います。


しかしなあ〜中国語を日本語に翻訳する時点で多少の誤訳は発生するだろうし、フレンチやイタリアンなんかも似たような事例が結構あるんじゃないかな?


この問題は、フレンチやイタリアンなどに飛び火して拡大しそうな気がします。

そして何人かの責任者が辞任に追い込まれるのでしょう。お気の毒!


それでも私は「美味けりゃ文句なし!」ってスタンスを貫く覚悟?であります。