幸せな国って・・・GDPが高くても貧乏な日本とGDPは低くても金持ちなデンマークとかルクセンブルクの比較?

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仕事ができない人はすぐクビになるのにデンマークが「世界一幸福な国」になれた理由



デンマークが世界一幸福な国かどうかは判らん。だって日本以外の国に住んだ事どころか長期滞在した事すらないんだもん。

しかし、少なくとも幸福感を感じ易い国であろう事は容易に想像出来る。



私自身は、金さえあれば幸福感を得られるとは思っていない。しかし、金が無きゃ他の事が充実してても幸福感なんて得られないと思っている。少し前に流行した「清貧思想」なんて頭のねじが4〜5本外れたイカレた思想だと思っている。



金銭的に余裕がある事が大前提で、プラスαとして充実した家庭とか遣り甲斐のある仕事とか阪神タイガースの好調とか趣味などの要素が満たされて幸福感を得る事が出来るのである。



貧乏だけど幸せ!なんて、貧乏を経験どころか想像すら出来ないどこぞの鳩山家のご子息クラスのボンボン思想である。余談ではあるが、鳩山由紀夫氏は社会通念すら通用しない程の飛びぬけた存在であり、必要以上に金を持つと碌な人間にならない見本のような存在である。その一点だけで彼には彼なりの存在価値があるのである。ま〜ぶっちゃけると「身の丈に合わぬ大金を持つと傍迷惑な馬鹿になっちゃうよ」という教訓である。



何故仕事の出来ない奴がすぐクビなる国が幸福感を得られるのか?

本題に戻ろう!何故仕事の出来ない奴がすぐクビなる国が幸福感を得られるのか?という疑問が本題なのである。



日本では仕事の出来ない石潰しでも簡単に解雇する訳にはいかない。仕事の出来ない石潰しを解雇出来ない以上、石潰しに掛かるコストは仕事の出来る奴が負担する事になるのである。



誤解の無いように説明しておくが、私が主張している石潰しとは身障者や知的障害者の事ではない。何故ならば、身障者だろうが知的障害者だろうが仕事の出来る奴は居るし、障害者が障害に負けずに働こうとする姿は、五体満足な我々にとってお手本のような存在であり希望を与えてくれる存在である。彼等が一所懸命に働こうとする姿を見て「五体満足な俺らが頑張らん訳にはイカンやろ!」とモチベーションを高めた人は多いと思うんだよね。少なくとも私は障害者の人が、障害に負けずに一所懸命に働こうとする姿に感動し、「俺も頑張んなきゃ!」と思った事が何度もあります。(仕事は出来ないんだがwww)



私がいう石潰しとは、五体満足で人並みに働けるのに、なんだかんだで仕事をしない奴や与えられた単純作業だけしかしない奴。ちょっと頑張れば他の作業も覚えられるのに勝手に「俺の仕事はコレだけ!」と決めてしまってる奴だ。

クオリティーの高い仕事をする奴とマックジョブで満足してる奴が、同じ賃金で働いてるんじゃ仕事のモチベーションなんて上がりませんよ。管理職は、個々の仕事振りをキチンと評価して、クオリティーに応じた賃金を支払うとか、クオリティーに応じた待遇をキチンと用意してやるべきなんです。それが出来ない管理者は仕事のクオリティーの低い管理者として待遇を見直すべきなんですよ。

それを出来難くしてるのが、簡単には解雇出来ない日本の雇用環境であり、馬鹿を拗らせた人権団体および共産主義的思想です。



まあ〜共産主義に限らず、日本の保守にも社会主義的思想が根強くて弱肉強食という世の中の大前提(野生もビジネスも同じ理論)を完全に無視してる感じがするけどね。

とにかく人々が幸福感を得られる社会にする為には、仕事の出来ない石潰しはサッサと解雇するべきなんです。

ちなみに、この場合でも身障者や知的障害者などの障害者は弱者には含まれません。なぜなら彼等の頑張ってる姿は、仕事の出来る奴らのモチベーションに為り得るからです。仕事の出来る優秀な人材が、ひと仕事終えて「ホッ」して気を緩めそうな時、彼等の愚直な姿勢をみて「こんなトコで気を緩めてる場合じゃないぞ!」と新たなやる気を得る事が出来るのです。

仕事の出来る奴ってのはそういう事に敏感で、自分のやる気を向上させてくれる障害者の人たちを大事にします。だって己の能力を更に向上させてくれる人を粗末に扱う奴はいないでしょう。だから組織の中には業績を伸ばす一部の優秀な人材と、彼等のモチベーションの源になる人材が必要なんです。障害者に限らず、愚直に働く人であれば、優秀な人材のモチベーションの源になる。そしてそれは組織にとって必要不可欠な要素といえるでしょう。

組織に必要ない石潰しとは、周囲の人間のモチベーションを阻害する連中であり、そういう連中はサッサとクビにした方が良いに決まってるんです。

そうする事で仕事のクオリティーは向上するし、所得だって増えるんですよね。



デンマークでは石潰しをクビに出来る環境が整っているから、収入だって増えてるんだと思います。だからこそ幸せを感じ易いんじゃないでしょうか?



幸福感とGDPの関係

よく「日本はGDP世界第3位の経済大国だ。」とか「第2位だったのに中国に抜かれて第3位に転落したから大変だ!」なんてほざいてる連中(マスコミとか)を目にしますが、私に言わせりゃ〜馬鹿馬鹿しい話です。

確かに国のGDPは重要ですよ。外交・安全保障等に影響しますから!



しかし、国のGDPと個人個人の幸福感は直結しません。個人個人が幸福感を得る為に必要なのは、GDPを国民の数で割った一人当たりのGDPが重要です。更に物価指数を計算した実質GDPだとより正確になると思います。

ちなみに一人当たりのGDP比較(2012年のデータ)では、デンマークは世界第7位(56202 USドル)で、日本は第13位(46735 USドル)です。少なくとも個人個人では日本よりデンマークの方が豊かです。



日本人が幸福を感じないのは一人当たりの生産額が低い(低所得)だからであって、デンマークが幸福感を得易いのは一人当たりの生産額が高いからと言えるでしょう。



ちなみに私の理論だと、一人当たりのGDPが世界第1位のルクセンブルク(107206 USドル)が世界で一番幸福な国という事になるんですが、なぜデンマークが世界一幸福な国なんでしょう。よく判らん。

ちなみに一人当たりのGDP世界一のルクセンブルク立憲君主制の国で、重工業と金融がメイン産業。大きさは我が佐賀県と同じくらい。人口は佐賀県87万人に対し、ルクセンブルクは48万人。



世界で一番幸せな国はデンマークじゃなくてルクセンブルクなんじゃないかな〜。ルクセンブルクは世界で一番個人の所得が多い国で、新自由主義国家でありながら、個人間の所得格差が小さい国なので、ルクセンブルクは「み〜んな金持ち」な国といえるでしょう。

日本では「新自由主義は格差を広げる」として反対する左派の人が一杯居ますが、現実には新自由主義は格差を無くす方向に作用するようです。



日本とルクセンブルクの違いといえば、日本では「みんな貧乏=平等」という左派独特の清貧思想が根強く、ルクセンブルクでは新自由主義による「みんな金持ち=平等&幸福」を既に実現した国といえるでしょう。まあ行った事ないから実際はどうなのか知らんけどwww