東京都議選で自民圧勝・民主惨敗は想定通り!驚いたのは共産党の大躍進だった。

昨日の東京都議会選挙には驚かされました。

自民党大躍進&民主党惨敗は想定通りだったんですが、驚いたのは共産党の大躍進です。

テレビ等では「反自民の受け皿として評価が高まった。」と解説してましたが、そもそも共産党って反自民ではあるけれど、それは共産党のスタンスの一部であって全部では無い。

むしろ、反与党とか反マジョリティー共産党の全てといって良いとおもう。



共産党はマイノリティーの代弁者として活動しており、それを一貫している。同じマイノリティーの代弁者である社民党とは政治スタンスの一貫性という点で一線を画す政党である。

社民党のゴミカスっぷりには興味を持ってもどうしようもないのでスルーするが・・・、共産党の場合は、マイノリティーの代弁者、確かな野党(骨の髄まで野党)として、私自身は共産党の存在価値は大いに評価している。



しかし、東京都議選って確か定数が127名だったはず。そのうち共産党の公認候補が十数名当選している。なんと東京都議会議員の1割以上が共産党の公認候補って事です。

確かに、反自民の受け皿が無かった事は事実だし、維新の会のゴタゴタなども影響してるだろう。しかし、日本人の赤アレルギーってのは根深いもんだった。ひと昔前なら共産党と聞くだけで、私も含め多くの国民が露骨に嫌な顔をしたものだ。

その嫌悪の対象であるべき共産党が、東京都議会議員の1割以上を占める等、私には信じがたい結果であった。日本人の赤アレルギーが緩和されたのか?



私自身は共産党に嫌悪感を抱きつつも、民主主義のカウンターバランス的な意味で、確かな野党(骨の髄まで野党体質)、マイノリティーの代弁者として共産党の存在価値を認めていた訳ですから、「あ〜良い傾向かな」と思わないではありません。

しかし1割以上を占めるって事になると「オイオイ!大丈夫か?」って気持ちになります。

所詮1割なんでマイノリティー(少数派)である事に間違いはないんですが、思わぬ支持率アップで共産党自らが変な勘違いをするんじゃないかと懸念していたら、早速・・・

新聞赤旗の記事⇒都民の願い実現に全力

割と冷静だと思っていた志位委員長が勘違いし始めてる^^;

あんた等が大躍進した事は事実だけど、所詮は支持率15%前後のマイノリティーだからね。大躍進に気を良くして「自分達が都民の期待を一身に背負ってる」というような勘違いは止めて頂きたいものです。



共産党共産党らしく、反大勢、反自民を貫き通してこそ存在価値があり、変な勘違いは確かな野党・共産党を、かつての社会党のごとく崩壊に導く可能性があるよ。

共産党はマイノリティーの代表として、今後もそのスタンスを一貫して欲しいと願うのであります。