味方面した敵ほど厄介な存在は無く、敵の自覚が無い場合は更に厄介だ！という喜劇

安倍総理の歴史認識問題やら、慰安婦問題やら・・・最近みょ〜な方向で政治家が話題になります。

オイオイ！そんな問題より、景気を回復させるほうが先だろ？1ドル100円台になったからって、景気が回復したって気分になって油断してるんじゃないか？

「ちなみに株価も急上昇ですけど・・・」なんて反論は許さん！

我々一般庶民が好景気を実感するのは、まだまだ先の話。将来的には好景気を実感するだろうけれども、現時点では実感が無いのである。そんな段階で調子に乗ってると、きっと痛い目に遭うのである。いまは景気回復を庶民が実感するまで大人しくしとくべき時なのである。

そんな事は安倍総理や総理周辺の政治家はちゃんと判ってる。判ってるから批判を受け入れて大人しくしてるのである。

ところが・・・そろそろ沈静化に向うかな？って時に、橋下市長の「慰安婦が必要なのは誰だって判ってる事だろ？」発言である。

確かに人間（オス）って死を意識すると種の保存的な本能が刺激され、抑えようの無い性衝動に駆られるらしい。たしかにそうかも知れないが、そんなモンは男だけにわかる話で、女性には理解出来んと思うぞ！「誰だって判る」という発言は馬鹿げてる。しかも、現代社会は命のやり取りなんて経験した事が無い奴の方が圧倒的に多い時代なんだから、男だって理解出来ない奴が一杯いるのである。まったく馬鹿馬鹿しい話だ。

そもそも、安倍総理にしてみたら「なぜ鎮火寸前になって話を蒸し返すかなあ〜」って困惑するに決まっているのである。

まあ〜味方面した敵ってのが一番厄介なのは万国共通だろう。しかも、橋下氏の場合、安倍総理を擁護するつもりで発言してるから性質が悪い。まったく悪気が無いのである。良かれと思ってやった事が、鎮火寸前の火災現場に燃料を投下したって自覚がゼロなのである。一番厄介なタイプだ。総理にしてみりゃ大迷惑な話だ。

さらに追い討ちをかけるが如く、私が嫌いなレイシスト№1の称号を持つミスター老害・石原慎太郎氏の登場である。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013051400418

火に油を注ぐかの如く、目聡く騒ぎを聞きつけての参戦である。ただし、今回の石原発言は火に油を注いだ程度で影響は少なそうだ。少なくとも鎮火寸前の火にジェット燃料を注ぎ込んだ橋下氏ほどの影響は無いと思われる。ここいら辺が石原氏の小物っぷりを物語っている。（橋下氏長が大物とは決して思わんが、一議員と首長（トップ）との差であろう）。

いずれにせよ、安倍総理にしてみれば、鎮火寸前の話題に燃料を再投下されて迷惑極まりない話なのだがｗｗｗ

実際に味方面した敵ほど厄介なモンはないし、味方面した敵なのに敵と言う自覚が無い連中は更に厄介なのである。だって本人には全く自覚が無いんだもん。今後も似たような場面で総理を救うつもりで足を掬い続ける事だろうｗｗｗ笑えない事実である。

しかし、安倍総理の歴史認識から橋下氏長の悪気は無い燃料投下！更に助太刀気取りで燃料を投下するレイシスト石原参上！という流れは、非常に良くできたコントである。喜劇王・チャップリンも「参った！」という位よく出来てるんだよな。

政治絡みの話だから困ったモンだが、絶妙に皮肉の聞いたコントとしては非常に良くできているのである。その点は評価させて頂く！

まあ〜喜劇だろうがコントだろうが政治の話だろうが構わんが、味方の面した敵は本当に厄介で、本人にその自覚が無い場合は一番厄介だと言う話である。そこいら辺の安っぽい脚本家には絶対書けない名作なんだけど・・・これって政治家の話なんだよね^^;

まあ〜面白かったから俺は許すけど・・・「絶対許さん！」って人も沢山いるだろうな。安倍総理・・・お気の毒様・・・チ〜ン！