安倍総理のファインプレーに見えるけど、本当はトルコの人たちの寛容で大人の対応のおかげだと思う。

先日安倍総理がトルコに伺い、猪瀬氏の尻拭いをほぼ完璧に遂行したおかげで、日本とトルコの友好関係は維持されたようです。

安倍総理のファインプレーというよりは、トルコの人たちの大人の対応&寛容な精神に助けられた印象が強いですが・・・



猪瀬氏の自爆発言で事実上「東京五輪開催」の夢は断たれた訳ですが、当のご本人は何が問題だったのか良く理解出来て無いようで、まだまだ諦めない姿勢を見せております。

その様は退くに退けなくなっちゃったご老人の悪あがきにしか映らない訳ですが、だからといって「もう駄目だ!諦めます。」なんて言える訳も無く、今後はどう転んでもズブズブと深みに嵌っていく展開が待ち受けているでしょう。気の毒といえば気の毒なんですが、身から出た錆びとか自業自得といった類の話ですからフォローする気も湧いてきません。先週の記事でも失言を憎んで猪瀬(個人)を憎まずと書きましたし、猪瀬氏個人を憎む感情が無い私にとっては、猪瀬氏が自ら本当の問題点に気付き、改善するという流れが望ましいと思うのですが、その期待は裏切られそうです。



原発輸出

猪瀬氏の自爆発言を華麗にフォローして大ファインプレーっぽく見せた安倍総理が美味く立ち回ったという印象が強く残る訳ですが、本当に素晴らしいのはトルコの人たちの寛容な精神と大人の対応だという事を忘れちゃいけません。トルコの方々ありがとうございます。



また今回の会見で、安倍総理はトルコに原発を輸出する事に成功したようです。今後はほぼ独占的に交渉する事が可能になりました。

競合してたのは韓国と中国、カナダの三ヶ国でしたが、これで我が日本の三菱重工が受注する事になるでしょう。

少し掘り下げると、韓国の原発技術は素材の段階から日本の技術に依存しており、もし韓国が受注したとしても韓国の利益は手数料レベルだったと思います。それなら不要な中間マージンが発生しないように日本に発注するのが当然だし、これも安倍総理のファインプレーとは言えないかも知れません。



原発輸出についてはしんぶん赤旗とその信者が反対しておる訳ですが、しんぶん赤旗は、Twitterに次ぐ日本第二位の馬鹿発見器として安定のクオリティーを発揮しておるだけで、通常運転といえるでしょう。



私個人としては、我が国の原発は性能&安全性において今のところ世界一の技術だと考えています。福島原発の事故を理由に原発反対や輸出反対を叫んでいる人たちの気持ちは判らんでも無いですが、事故を起こした福島第一原発の原子炉は米国のゼネラル・エレクトリック社製で、日本のような地震大国には向かなかったと考えられます。日本製を採用した女川原発が大丈夫だった事を考えると、やはり原発を作るなら日本製が一番安心と言えるでしょう。



作らないなら作らない方向で考えた方が良いでしょうけど、作るのであればより安全でより性能が良い原発を作るべきです。そして、日本の技術はその要望に応えられるクオリティーを持っていると思います。



まあ〜しんぶん赤旗が騒ぎ出した時点で「赤旗が反対してるから原発輸出は正しい選択だ」と考える人が過半数を占める我が国において、赤旗赤旗信者による原発輸出反対騒動は原発輸出を大いに後押しする結果になるのは間違いありません。しかし、共産アレルギーによる思考停止は駄目ですよ。常に自分で考える事が重要です。



今回は改憲についての意見も書きたかったのですが・・・次のエントリで書こうと思います。一つの記事にイロイロ詰め込むと混乱しちゃうんで・・・