罪を憎んで人を憎まず!失言を憎んで猪瀬(個人)を憎まず

昨日のエントリで、ヘイトスピーチを繰返す人たちと五輪招致活動において他の候補地を貶めるような発言をした猪瀬東京都知事を批判したんですが・・・

昨日のエントリ⇒http://d.hatena.ne.jp/kunitaka/20130429/1367222583



本日になって猪瀬東京都知事は不適切発言を撤回し謝罪するとコメントしました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043017010001-n1.htm



「オイオイ!本当に反省して心から謝罪する気があるのか?」という内容のインタビューではありますが、許すか許さないかはトルコの人たちが判断すべきトコロで、我々がどうこう言うのは間違いだろうと思います。キチンとトルコの言葉で謝意を伝えてくれれば良いと思います。



ただ私が問題視したのは、高潔で謙虚である事を美徳とする日本人の誇りを著しく傷付けたことです。トルコの皆さんに謝罪する事が最重要ですが、日本の誇りを傷付けた以上、日本と日本文化を愛する人たちにも一言謝罪があるべきだと思います。



我々日本を愛する人たちは「罪を憎んで人を憎まず」という寛容な人たちですから、今回の件も「失言を憎んで猪瀬を憎まず」と寛容な態度で受け入れてくれると思います。というか、受け入れてやって欲しいと思います。

誰にだって間違いはあるし、失言しちゃう事はありますよ。それが公人だった場合には大きな問題に繋がりかねないし、皆ナーバスになっちゃうって話です。だからって、撤回し謝罪するって公言してる人間をこれ以上批判する必要もないと思います。



少なくとも私は、猪瀬氏の発言撤回と謝罪が正式なものであるのなら受け入れて良いと思っています。まあ謝罪会見の全文を読むと「猪瀬氏は本当に反省してるのか?」って疑問も沸いてくる訳ですが、何度も書くけどソコはトルコの人たちが判断すべき事です。

形式上ではありますが、撤回・謝罪会見をした訳ですから、私個人としては完全に納得は出来ないまでも、この件に関してはこれ以上猪瀬氏を批判するのは辞めます。

もちろん他の事で問題を感じたら、その時はまた激しく批判するでしょうけどね。

この件に関しては「失言を憎んで猪瀬を憎まず」という事で終わりにします。



あくまでも私個人の考えです。「こんな謝罪で許せるかボケ!」と考えている人は、今後も猪瀬氏を批判してくれて良いと思います。あくまでも私個人はコレでこの件は終わり!って事。