選挙の結果
2012総選挙も終わりましたね。
自民党の圧勝を予想していたんですが、思ってた以上に自民党が大躍進でした。
「一度民主党にやらせてみよう!」って事で、2009年に民主党に投票した連中が、「やっぱ民主党なんでダメじゃん!」って気持ちになって、自民党支持でもないくせに自民党に投票したってのが明らかなんですよね。笑っちゃうくらいに単純な人たちで好感が持てる!
まあ〜経済音痴の政党が政権を握っているより、多少はマシな政権になるんだろうけど、それは自民党が優れているからではなく、前政権政党が余りにも馬鹿だったから、少しだけ良く見えてるだけなんだよね。
野田総理なんてビックリするくらい経済音痴だったけど、その前の首相と前の前の首相が常軌を逸したボンクラ&お花畑総理だったから「野田さんは今までの民主党の総理とは比べ物にならん位に常識的な総理!」って印象を持っていた人も多かろうと察するのだが、基本的には野田さんはボンクラ、経済音痴であり、カテゴリー的にはポッポやスッカラカンと同じ穴の狢であった。
しかしまあ〜政治というのは有権者の民度を示すバロメーターである。
2009年に民度の低さを露呈し、3年かけて己の民度の低さを反省したかといえば全く反省できてないのである。我が国の民度はかなり低いといわざるを得ない。
なぜなら、今回の総選挙は自民党と民主党の立場が逆転しただけで、肝心の有権者自身の民度は2009年当時から全く成長していない。
2009年に「一度民主党にやらせてみようか」と言って民主党に投票した連中が、「やっぱ民主党じゃダメやン!」って言って自民党に投票しただけの話であって、政治に何を求めているのか?何を期待しているのか?という最も重要な検討が成されていないのだ。要するに政党をすげ替えただけの低レベルな選挙と言えよう。
有権者の民度が向上しない限り、我が国の政治は良くならない。よって今回も大した成果を残せない政権政党が誕生する事になるだろう。