SHARPの人員整理で思うこと

この記事を読んで悲しくなった

「明日で2960名の仲間が去ります…」SHARP GARAPAGOS公式のツイートが本当に切ない

今のSHARPの状況を考えると、生き残る為には大量の人員整理は不可欠!って事なんだけど、一緒に仕事をしていた仲間が、経営不振の影響で退社せざるを得ないってツライ事ですよね。

SHARPに関しては、「去るも地獄、残るも地獄」なんだろうけど、今のご時勢なかなか再就職先なんか見つからないよね。

運よく残れた人たちだって「明日は我が身」ですし、常に不安を抱えたままで辞めた人たちの分まで頑張らなきゃいけない。いつ上司に肩を叩かれるか判らん状態で、今まで以上のボリュームの業務を裁かなきゃいけないので本当に大変だと思います。

しかし、首を切る方も大変なんですよね。

私は「一番大変なのは首切り役の管理職」だと思っています。

誰かに辞めて貰わなきゃ会社が潰れてしまう。しかし皆いままで会社の為に頑張ってくれた大切な従業員なんです。そんな同胞に辞めて貰わなきゃいけない。自分がその人選をしなきゃならないって本当に辛いですよね。

殆どの人は「辞めさせられた人」に同情し、辞めさせた管理職に厳しいものです。

私自身は、辞めさせられた人にも「早く新天地を見つけて再スタートして欲しい」と思うし、今回は残る事が出来た人には「今からが大変でしょうけど、頑張って欲しい。」と思います。

そして、今回の人員整理を実行した管理職者の方にも「まだまだ辛い仕事が続くでしょうけど、心を強く持って頑張って欲しいと思います。

今回人員整理を実行した管理職の方の中には「この人員整理が終われば、自分自身も!」と思い詰めている人も少なからず存在すると思う。

しかし絶対に早まった行動には走って欲しくない。「思い詰めるな!」って言っても無理な話だけど、思い詰めても何も解決しないのも事実だ。

逆恨みされる事もあるだろうし、世間からは厳しい批判に晒されると思う。それでも耐えて生き抜いてもらわなきゃ、辞めざるを得なかった人間も浮かばれない。厳しいだろうけど、頑張って欲しいと思う。私にはそれくらいしか言えないけど・・・