馬鹿発見器!ツイッターとマスコミ

ツイッターが利用者を爆発的に増やしたのは何年前の事だっただろうか?

webの怖さなんか全く判らぬままツイッターを始めた為に、重要な個人情報を呟いて痛い目に遭った人も多いだろう。

また正直に自分の意見を呟いただけなのに他の利用者から反感を買い大炎上した人も多いだろう。

少なからず痛い目に遭いながら少しづつ賢い利用法を学んでいくのはツイッターも人生も同じなんじゃないかと思う。

しかし馬鹿な事を呟いて顰蹙を買った場合、ご丁寧に第三者リツイートという機能を使って全世界に拡散してくれるから困ったモンです。

結果的に己の馬鹿さ加減を全世界に向けて発表しちゃう事になるんで、いつからかツイッターの事を馬鹿発見器と揶揄する人が増えてきた。



言葉は悪いがツイッターには馬鹿発見器としての機能が備わっている事は間違いないと思う。

その馬鹿発見器を私は未だに利用している。しかも呟きたい事が少ないので他人の呟きを見る事が多い。私のツイッターは読み込み専用状態なんですが・・・



ツイッターの場合は自分の馬鹿さ加減を自分が発表する訳で、まさに自業自得なんですが、マスコミって奴は公人の馬鹿さ加減を他人が発表し拡散するシステムなんで「罪深いシステムだな〜」と感じる記事を見つけました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120512-OYT1T00149.htm

元裁判官の現役法務大臣が「裁判官時代は退屈だった。」というようなニュアンスのコメントをするのは如何なモノかと思うし、不適切な発言である事も事実。しかし、わざわざその失言を記事にする必要は有るんだろうか?

小川法相の発言は不適切というよりも失言に近い。要するに馬鹿な発言といえるだろう。

ただしその馬鹿発言を記事にして小川法相の馬鹿さ加減を拡散する必要はあるのか?そしてそれは国民の利益に繋がるものなんだろうか?

法務大臣が馬鹿じゃ困る」のは我々国民なんだけど、我々国民には「法務大臣が馬鹿じゃ困るからさっさと更迭して、もっとマシな人物を法相にしよう。」という大臣の人事権は与えられていないのである。

我々国民に与えられているのは4年に一度だけ国会議員を選べるという権利だけである。

選挙直前に報道するなら効果があるし、国民の利益にも繋がると思うが、現時点では「小川法相って馬鹿なんだよ〜」って報道しただけで、他に何もメリットはないと思うんだが・・・


ツイッターは自業自得な部分が大きいけど、マスコミって奴は他人が記事にする分ホンマに罪深いシステムだと思います。