北朝鮮のミサイルと政府の危機管理能力
先日、会社の昼休みに「北朝鮮のミサイルが発射されたらしい」というニュースを知った。
平日の午前中に発射されたようなので、働いている人はリアルタイムで情報を得られなかった訳ですが、連日大騒ぎをしていたにも関わらず、政府の発表が他国と比較して大幅に遅れたらしい。
国防という視点から評価すると、日本政府の危機管理能力は相当低いと考えざるを得ない。
まあ〜防衛大臣がド素人なんだから私的には想定の範囲だったんだけど・・・余りにもお粗末だったとしか評価できんな。
優秀な人材を集め、巨額の予算をつぎ込み、優れた組織を作っても、ボンクラ議員が防衛大臣に就任しただけで防衛能力は目覚しく低下するという事だけはよく判った。
現在のようにコロコロと大臣が変わるというのは国益に反するんだという事が実証された訳です。
まあ首相の人を見る目が無かったといえばそれまでなんですが・・・
今回は幸いにも被害が無かったから良かったけど、被害が出てからじゃ遅いんですよね。
ボンクラ防衛相は「事実確認に手間取って発表が遅れた」というような言い訳をしていましたが、それじゃ〜ダメなんですよ。
アメリカから「北朝鮮のミサイルが発射されたようだ」という情報が入った時点ですかさず「アメリカからの情報で本日○時▲分に北朝鮮のミサイルが発射されたようです。現在事実確認を行っておりますが、緊急事態として行動してください!」という発表が必要だったんじゃないかと思います。
今回の事で、現政府の危機管理能力では国民は安心出来ないという事が明白になった訳ですが、今後改善される可能性はきわめて低いと思います。
今回は実害が無かったから良かったけど、日本の防衛には大きな不安材料が露呈してしまいました。
今後は個人個人が危機管理能力を高めていかないと拙いんじゃないかと考えています。