仲井真沖縄県知事の対応が納得出来ん

まあ〜今の世の中、意味の判らん事が頻繁に起こるモンだ。

今風に言えば「超イミフ!」って奴なんでしょうか?

北朝鮮ミサイルへの対応について

北朝鮮が太平洋方面に向って「ミサイルを発射する」って宣言してから、田中真紀子さんの旦那さんである田中直紀防衛大臣は、沖縄方面にPAC3(迎撃用のパトリオット)を配備する事を公言し、ついでにイージス艦も配備すると公言しちゃってました。

メディアに対するサービス精神なのか、それとも国民の知る権利を重要視したのかは判りませんが、イージス艦PAC3の配備状況なんて防衛上の機密事項じゃないのか?

少なくとも緊急時に明らかにすべき情報じゃないですよね。



もし北朝鮮が日本に何らかの危害を加えようと画策しているなら、PAC3イージス艦の配備状況を確認して、迎撃の準備が出来ていない方面をターゲットにしたいと考えるはず。そこにワザワザ防衛大臣が迎撃装置の配備を明かしちゃったら、「コッチには迎撃装置があるから違う方向にミサイルを撃ち込んでね。」って言ってるようなモンです。

見るからに人の良さそうな田中大臣ですが・・・オツムの中身もお花畑のお人好しと言わざるを得ない。

ババ抜きで「僕がジョーカーを持ってるよ!ジョーカーはコレだよ!!」って言ってるようなモンです。

我が国の防衛が危機的状況にあるのは間違いありません。



沖縄県知事の対応について

田中防衛相については、元々「こんなド素人が防衛大臣で大丈夫か?」と考えていたので、まあ〜彼の平常運転ってとこでしょう。簡単に納得していい問題じゃないけど、もう喋っちゃった事なんで取り返しがつきません。願わくば北朝鮮が日本を攻撃対象にしない事を祈るばかりです。


しかし、更に私が「オイオイ!そりゃ〜違うやろ!!」と感じたのは仲井真沖縄県知事です。

本来なら沖縄の首長として「北朝鮮のミサイル発射に備えて自衛隊および迎撃装置の配備をお願いします。」って政府や防衛省に要請するべきだと思うんですよね。

防衛省自衛隊も「国民の生命・財産」や「日本の国土」を守るのが仕事なんだから、地元自治体の要請が無くてもキチンと準備をするべきですが、話の筋としては先に自治体からの要請が必要だと思うんですよね。

今回は、防衛省自衛隊PAC3イージス艦の配備を準備して、仲井真沖縄県知事に協力を要請するという流れだったので、「オイオイ!順番や立場を間違ってないか?」と感じました。

仲井真知事は、迎撃装置の配備を要請する立場であって、協力を要請されて了承する立場じゃないだろ?と思うんですよね。

たしかに民主党政権になって普天間問題の迷走など、沖縄県としては民主党や政府に対する不信感が拭い去れないんだろうけど、今回の場合は政府や防衛省にお願いするべき立場だったと思います。

立場や順番がメチャクチャなんだよなあ〜



メディアの対応

今回のミサイル迎撃装置の配備についてはメディアもどうかしてる。

国防の関係上、機密にしないといけない情報なんだから、そのまま垂れ流すべきではないと思います。自主規制というか、メディアが「国防上の機密事項だな」と感じたならば出来るだけ機密にするべき事だったと思います。

ペラペラ喋っちゃう防衛大臣もアンポンタンなら、その情報を垂れ流すメディアもアンポンタンです。

今回は首都圏にもPAC3を配備するようですが、それも情報をオープンにしちゃってるんですよね〜。危機感を持たない連中が多すぎると感じているのは私だけじゃないと思います。