2012年を大胆?予想

新年ですし、早速2012年がどんな年になるのか予想してみました。

被災地の復興

震災から9ヶ月以上たつのに、いつまでたっても野党気分が抜けない無能な政府のおかげで被災地の復興は遅れています。

今年こそは復興の目処をつけたいところです。

さすがに今年こそは被災地の復興に邁進してくれると思うのですが・・・日本政府に被災地復興の力はないでしょう。

むしろ与党内の分裂が進み、「政府内でも意見が纏まらない」という悲惨な状況になるでしょう。最悪の場合、与党民主党の崩壊というか・・・空中分解に至ると考えています。

しかし、我が国の国民の多くは2011年に「政府なんかアテにならない。」「政府に期待するものなど何も無い。」という現実に気がつきました。2012年は民間・個人・NPOなどが積極的に被災地支援を始めると思います。

また被災地復興がビジネスに繋がる年になると思います。

もはや善意や自己犠牲が中心のボランティア活動だけでは「被災地復興はままならない」という事は明白です。被災地復興支援が民間企業の利益に直結するようなビジネススタイルが確立される年になるはずです。

善意とか自己犠牲の精神から脱却し、「被災地復興の仕事で儲けてやろう」と志す実業家が多数現れて、早期の復興を可能にする必要があるんです。必要に迫られると必ず生まれてくると信じています。



被災地復興支援とビジネスが直結すれば、営利団体がこぞって参加する事になり、被災地復興は急速に進むものと考えます。



ジャズ・フォー・ジャパン~東日本大震災被災者支援CD~

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ユーロ危機

ユーロ危機は我々が考える以上に根の深い問題を抱えており、早期の問題解決は不可能だと思います。

最終的にはギリシャのデフォルトは避けられない。

早い段階でギリシャを切り捨てなければ、ユーロ危機は更なる深みにはまり込む事になるでしょう。

言い方は悪すぎるんだけど、ユーロ圏の国々が早期にギリシャを切り捨てる事によって、第二第三のギリシャが誕生する事を未然に防ぐ事に繋がります。アイルランドポルトガルが第二・第三のギリシャになる事は避けられないかも知れないけど、イタリアやスペインの場合は国全体で危機感を共有する事が出来れば、まだなんとか立ち直れそうな印象です。アイルランドポルトガルだって国全体で危機感を共有する事が出来て、なおかつ他国からの支援があれば立ち直る事は可能です。自力だけじゃ無理っぽいけどね。

ドイツやフランスが簡単にギリシャを切り捨てる事が出来ないならば、ユーロ危機は更なる混迷を迎えるでしょう。

個人的にはギリシャをどう扱うかによってユーロ危機がどうなるのかが変わってくると見ています。

おそらく、ギリシャを切る事が出来ずに深みに嵌り込み、アイルランドポルトガルが危機になったときに十分な支援が出来なくなると考えています。

かなり厳しい状況になる事は避けられないでしょう。



北アフリカ地域の紛争

米国やEUの支援を受け指導者を倒した国々に平和が訪れる事はないでしょう。簡単に民主化出来るようなモンじゃないし、むしろ新しいリーダー選びで更なる紛争や混乱を招くと思います。

日本にも同じ事がいえるんですが、全身が不健康なのに頭だけすげ替えても好転しません。まして変革が急を要する場合、民主主義ほど頼りにならないシステムはありません。決定に時間が掛かる上に、迅速な行動が取れないという民主主義の悪い部分がクローズアップされる事になるでしょう。

何度も試行錯誤を繰り返した後に安定に向う事はあっても、1年や2年で安定する訳にはいかない。北アフリカ地域が安定するには10年くらい必要だと思います。

よって2012年は北アフリカ地域で紛争やトラブルが続く年になると思います。

それでも「生みの苦しみ」に民衆が耐え切る事が出来れば、北アフリカ地域も安定に向うと思います。



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日本の政局

日本における政局の変化は少ないでしょう。というより、民主党が崩壊し自民党が与党に返り咲く事があっても、大きな変化は望めないでしょう。

結局どの党が政権をとっても同じ事なんです。

議会の質は民度の表れなんですよね。

2012年は我々有権者が「民度を高めなければ無能な政府を量産するだけだ」って事を痛感する年になるでしょう。

まあ〜我々が議会の質は民度の表れだという事に気づくのが改革への第一歩ですから、そういう意味では新たなステージへの第一歩を踏み出す年という事になると思います。