良い日曜日だった・・・情け無い月曜日だった・・・
昨日の話なんですが・・・
エリザベス女王杯をテレビで観戦しようと思ってテレビのスイッチを入れた。
出走が3時40分だったので、出走時間までゴルフを観戦して時間を潰そうとチャンネルをチェンジ。
17番ホール228ヤード（パー3）だったのですが、石川選手のクラブは4番アイアン！
仲間内では飛ばし屋だと言われ、私自身もソコソコ飛ばすタイプの下手くそゴルファーだと自認しているのですが・・・
4番アイアンの飛距離は、無風状態で190〜200ヤードです。ちなみに3番アイアンでも200〜220ヤード位です。
「私なら・・・228ヤードならばスプーンを使うだろうな」って考えながらみていたのですが、石川遼選手のティーショットは見事にグリーンに落ち、スルスルと引き寄せられるようにカップに向って転がりました。
テレビで見ていたのですが、カップの手前2メートルくらいで「オンラインなんじゃないか？」と感じ、1メートル手前くらいから「来い！来い！！」と絶叫していました。
周りには仲間たちが20名ほどいて、みんなで酒を飲んでいたんですが・・・
私の絶叫でみんなテレビに注目！
私がテレビの近くにいたために、私が邪魔で見逃した人もいたんですが＾＾；
まあ〜良い物を見れました。
トップを3打差で追いかけていた石川遼選手が、サンデーバックナインの・・・・しかも17番でホールインワン。
「やっぱりこの選手は何かを持っているな。」と感じました。
17番でイーグルをとってもトップとは1打差だったし、他の上位選手達はまだ6〜7ホールを残しているので、石川選手の優勝は無いだろうと思っていたんですが、テレビ中継の最中にホールインワンをしちゃうところが、「やっぱ凄いわ！！」と感じるところです。
石川遼選手の凄いところは、滅多にショートさせない所！パットやアプローチでは「絶対にショートさせない！」って意識しているんでしょうね。その証拠にチップインが多いです。時には「いくらなんでも・・・」と思うほど強く打ってみている者を驚かせます。
「そんなに強く打ったら・・・グリーンオーバーしちゃう！！」と思う事もしばしば。
でも・・・カップに届かなければ絶対に入らない。カップに届きさえすれば少々強くてもピンに当たってカップインする事もあるんですよね。頭の中では十分すぎるほど理解出来ているんですが、ゴルフがわかってくるにつれ、なかなか打ち切れないのが普通のゴルファーですorz
その後石川遼選手は18番ホールで2打目を池に入れて万事休す。
池の中のボールはテレビでも確認できましたから、見ているファンの興味は「池の中から打つのか？それとも池の手前から打ち直すのか？」って事に集中していたと思います。
「石川遼選手なら、空気を読んで池の中から打つだろうな」と思ってみていたのですが、池に入ってスタンスをとると・・・くるぶしまで水に浸かっている状態・・・
まあ〜くるぶしまで水に浸かっている状態なんだから、ここでウォーターショットを断念しても皆さん納得するシーンだと思ったのですが、「この状況ってテレビでは把握出来てもゴルフ場で観戦しているギャラリーには判らないよな。」・・・なんて仲間と話していました。
石川選手はウォーターショットにチャレンジしたんですが、私の予想通りボールは池に縁に当たって見当違いの方向へ・・・
まあ〜これが池に戻らず、グリーン付近に止まるんだから、石川選手はやっぱり何かを持っている選手なんだろうな。しかも、4打目は下りのアプローチにも関わらずショートさせる事無くカップをオーバーさせてました。本当にハートの強い選手です。
日曜日の残り2ホールで（優勝争い以外で）見せ場を作るんですから、本物のスターですわ。
その後で最初の目的だったエリザベス女王杯を観戦。私自身は、アパパネとホエールキャプチャの２枠両頭に期待していたんですが、ゴール前で昨年の優勝馬スノーフェアリーが強烈な差し切勝ちで２連覇達成！！
あのメンバーで・・・馬群を割って差しきるんだから本当に強い馬です。日本の牝馬では太刀打ち出来ない感じでした。そういえば、今年の凱旋門賞では３着だったな。凱旋門賞は負担重量の関係で３歳牝馬が強いんですが、４歳牝馬で３着って事はスノーフェアリーの底力を証明しているな。日本の馬場の適正は昨年証明済み。１番人気は当然だったな。
ホンの数十分の間に、凄いものを３回も見れたんだから、私は幸せ者かも知れません。
ツイているんだし、今日は仕事も休みなんだから、何かしら勝負をかけるべきところなんですが、昼過ぎまで惰眠を貪るという自堕落な休日を過ごしてしまったorz
我ながら非常に情け無いと反省しています。
