電力疎開の提案

東京電力計画停電は数日間実施されたけど、中止になるケースも多いみたいですね。

東京近郊に住んでる訳じゃないんで詳細は判らないけど・・・

国民全体が節電に協力する姿勢を見せているし、住民の節電効果が奏功してるんだろうな。



ピーク時の対応

今の季節は節電を徹底する事で何とか凌げるんじゃないかと思いますが、問題は夏場のピーク電力だろう。

一番需要が増える季節だし、間違いなく電力不足になります。

ところがここ数年、我が国では夏場に熱中症で死亡するというニュースをよく見かける。

また長期的な電力不足や停電は、透析患者には死の宣告に等しい。

一時的な停電や短期間の停電ならば自家発電等で凌げそうだが、長期的な電力不足では凌ぎきれないだろう。

電力需要に供給量が追いつくまで、慢性的な電力不足は解消されない。

さて・・・どうしたら良い?



人口調整

そこで提案だが、夏場だけでも東京都の人口調整を行ってみたらどうだろう。

人口調整といっても難しい事じゃない。

具体的には、首都圏に本社がある企業は、夏場だけでも関西や中部・北陸地方にある支社に本社機能を移す。

製造業や中小企業は生産拠点を移すなんて困難だけど、大企業の本社機能だけなら比較的簡単に移せるんじゃ無いかと思う。

夏場の電力はエアコン使用による消費が大きいので、デスクワークしてる人たちが他の地域で仕事をするだけで、かなり使用電力を削減出来るはず。

家族そろって他の地域に一時移動するのは大変だけど、夏場だけの単身赴任なら何とかなりそうだ。

出来れば家族揃って一時移動というのが望ましいけどね。

電力不足でエアコンが使えない状況になったら、熱中症による死亡者が激増する事は容易に推測できるし、熱中症で死ぬよりも夏場だけ電力疎開を考えた方がいい。

大企業の本社機能を一時的に地方に移すだけで、東京近郊の電力需要は削減できると思う。

人口が一極集中しているのが、電力不足に拍車をかけているんだから、夏場だけでも人口調整できれば電力不足は緩和されるよ。

試算した訳じゃないけど、かなり効果的だと思う。日本政府は是非検討して欲しいと思う。



電力疎開

電力疎開というとなんだかイメージが悪いので、検討の余地が在ると考えるのであれば、イメージの良いネーミングもお願いしたい。

とにかく夏場の電力不足は人命に直結するんだし、今のままでは困る。

何らかの対策が無ければ、熱中症死亡者が激増するし、透析患者の命も危険。

関東圏にどれだけの透析患者がいるのか知らんけど、全国では30万人と言われているし、1割が関東で生活してるとしても3万人の命の危機です。

命の重さを考えると、多少コストが掛かるが電力疎開を検討するべきだと提案します。


大企業の本社機能を地方の支社に一時移動するだけでも、それなりの準備期間は必要だと思うので、出来るだけ早い段階で検討に入って欲しいと思います。


今後数年間は慢性的な電力不足が避けられないんだから、企業も自社で検討するべきだと思います。