自分に出来る事をシッカリ頑張る

東北関東大震災の影響で、プロ野球は開幕を遅らせてみたり、ナイターを自粛したり、高校野球は被災地の高校が出場するかどうかで議論になったり・・・様々な対応が話題になっている。

何が正解なのかって聞かれても、何が正しいのか私には判らん。

人それぞれが自分で考え判断するしかないように思う。



プロ野球

プロ野球は、セリーグパリーグで対応が異なった。

個人的には、「プロ野球選手に出来る事って野球しかないのだから、予定通り開幕して義援金を募る」という選択肢もありだと思う。

プロ野球選手だから義援金も沢山募金出来るだろうが、より多くの人から集める事によって被災した人たちに勇気を送る事も大事だと思う。

ただしその場合、最高のパフォーマンスを提供するという条件がつく。プロ野球選手だって人の子だから、震災の影響が無いとは言い切れないし、なかなか難しいという印象。

阪神大震災のとき、神戸のオリックスは、ユニフォームの袖に「がんばろう神戸」とプリントし、見事に優勝した。勇気付けられた被災者も多かった事だろう。

しかし、阪神大震災は1月に起こった地震だったので、プロ野球開幕まで少しだけ時間に余裕があり、選手達は最高のパフォーマンスが出来る状態だった事も事実です。今回の大震災は開幕直前の被災であり、本当に選手が最高のパフォーマンスが出来るのか、選手の気持ちになって考えなければいけない。

選手の精神状態を考えると、開幕を遅らせるという判断も否定は出来ないでしょう。



高校野球

春の選抜高校野球は、被災地から東北高校が出場します。

辞退するべきかどうか検討されていたようだが、一生に一度のチャンスかも知れないし、なにより被災地に勇気を与える力が絶大だから出場を決めたんでしょう。

高校野球の特徴から、出場を決めた事は充分理解出来るし、納得出来るのだが・・・やはり精神状態の事を考えると、難しい決断だったと思います。重い使命を背負って出場する事になったのですが、東北高校には頑張って欲しいと思います。高校生には重過ぎる使命という気がしないでもないが、頑張るしかないと思う。



出来る事をシッカリやることが大事

未曾有の大災害の直後ですが、自分に出来る事をシッカリやることが大切だと思います。野球選手は野球を頑張る。ゴルファーはゴルフで、サッカー選手はサッカーで、ビジネスマンは仕事を頑張る事で、被災地の人たちのお役に立つしかないんですよね。

募金できる人は1円でも多く募金する。ボランティアに行くのも良いでしょう。自分には何が出来るのか熟考して、自分に出来る事をシッカリやる事が大事です。

まだまだ多種多様な支援が必要なんですが、自分に出来る事は何なのかシッカリ考えて行動したいですね。