計画停電
福島原発の事故に伴い、東京電力は地域別に1回3時間ずつ電力供給を止める「計画停電」を14日から始めると発表した。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110314k0000m040101000c.html
計画停電について予想される影響
- 冷蔵庫の中身が腐ったり痛んだりする。
- テレビやインターネットが使えないので、情報の入手が困難になる。
- 調理が出来ない
- 医療機関が麻痺するかも・・・
- 温度管理
などが考えられます。
冷蔵庫
買い置きしている食料品は、停電により腐ってしまうかも知れません。
特に山間部等では、一週間分以上の買い置きしている家庭も少なくないので深刻な影響が出そうです。
しかし、緊急事態なので出来るだけ常温保存出来る食品を使用する事で、凌ぎきる努力が必要だと思います。
情報の入手が困難になる
テレビからの情報入手は不可能だと思います。
PCはバッテリーがあるので、3時間くらいなら使えるけど、ルーターが使えなくなるのでインターネットは使えないと思います。
停電中にはラジオによる情報収集を行うべきでしょう。というか・・・最後の手段です。乾電池のストックは多めにするべきでしょう。
余震が続くので、情報収集は重要です。二次・三次災害の可能性もありますから、情報収集は迅速かつ正確に、怠りなく続けましょう。
調理・過熱
停電中は調理・過熱が困難になります。
特にオール電化の住宅では、過熱すら出来なくなります。
計画停電の時間帯を正確に把握して、電力が供給されている間に調理・加熱を行いましょう。
また、カセットコンロで調理・過熱が可能ですが、火災には十分に気をつけましょう。またカセットボンベのストックを多めに準備する必要があります。
医療機関
それなりの規模の病院ならば、自家発電の設備を持っているから、深刻な状況に陥る心配はないと思います。
温度管理
温度管理が必要な産業では深刻な問題に発展する可能性があります。
特に恒温室で加工されるパーツ加工などは出来なくなります。
産業界への影響は深刻なんだけど・・・
医療機関や産業界は、自家発電によって乗り切る必要があると思います。
計画停電だけでなく、節電にも協力しましょう
非常事態ですから、個人レベルでも節電が必要だと思います。
「計画停電という対処が効果的なのか」「リスクはないのか」といわれれば、ベストな選択ではないのかも知れませんが、緊急事態を乗り切るためには全員一丸となって協力体制をとる事が何よりも重要だと思います。
個人で出来る節電などは積極的に取り入れましょう。
計画停電という対策には不備もあるだろうし、個人的に納得出来ない非効率的な部分もあると思います。
しかし、対象者が全員一丸となって協力すれば、少々効率が悪くとも乗り切れると信じています。逆に最も効率の良い対策を行っても、対象者が一丸となれなかったら効果は低いでしょう。
緊急事態のときこそ、全員の気持ちを一つにして協力する事が重要だと思います。
計画停電には不満がある人もいるでしょうが、今は不満を心に留め、全員で協力して危機を乗り切るという気持ちが大切だと思います。
また、もっと効率の良い方法があるよって人は積極的に提案する事も忘れてはいけません。
計画停電のお知らせ
計画停電の予定時間帯
⇒http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110313mog00m040012000c.html
計画停電の地域
⇒http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/mai/keikakuteiden/