小沢氏と政倫審と国会招致について
与党・民主党がバタバタしていますね。
ここで、小沢氏について私の考えをまとめてみました。
小沢一郎氏
私が説明するまでも無く、民主党一の・・・否・・・政界一の豪腕の持ち主で、民主党が衆院選で政権交代を果たした時の立役者である。
しかし、常に政治と金の問題を抱えている疑惑の人物。
古き自民党の体質を今に伝える長老的存在。
善悪を考えないならば、現在のような大乱世に唯一リーダシップを発揮できる人物なのだが、旧自民党の悪しき体質を引きずっており、また中国のナンバー2と称される周近平を天皇陛下に会わせた不届き者であり、信用するに値しない人物の一人である。
慣習を無視して、強引に天皇陛下に会わせるという暴挙さえ行わなければ、「今の時代は小沢さんのような、少々強引でも力のある政治家が必要だ」と思っていたが、政治的に中立を要求される天皇陛下に、帝国主義国家(中国)のナンバー2を会わせるなど言語道断。
(注:中国は自称共産主義国だが、現状は帝国主義国家に他ならない。)
しかも、周近平は天皇陛下との会見の際にふてぶてしい態度であったので、なおさら許せない。
オバマ大統領が深々とお辞儀をして、米国では物議を醸したらしいが、私はオバマ大統領のお辞儀に好感を持ったし、礼儀正しい人物だと思った。
天皇陛下に対する態度は、我々日本人に対する態度であり、周近平は明らかに礼を失した態度であった。
あんなのがナンバー2だというなら、中国もたいしたことは無いのである。
そもそも中国は、国家主席と首相を巧みに使って堂々とダブルスタンダード外交を展開する信用出来ない国なのに、ナンバー2と称される人物まで登場して、今後はトリプルスタンダード外交を展開する予定なのだから益々信用出来ない。
小沢氏に限らず、中国よりの政治家は全く信用しないほうがいいと思う。
政治倫理審議会
全く信用出来ない小沢氏であるが、政治倫理審査会がいくら主張しても、小沢氏は一度は起訴見送りになった人物である。
検察が「こりゃ〜起訴出来んぞ!」と諦めた事例を蒸し返したところで、再度不起訴処分になる可能性が極めて高い。
この件に関しては検察も頭の痛い話だろう。
イオンの御曹司や脳足りんの菅総理がいくら声高に追及しても、検察は起訴出来ないのだから無駄な話である。
無駄な時間を労するよりも、もっと前向きな話し合いをするべきだろう。
ここぞとばかりに喚いている谷垣自民党総裁も同じで、検察が起訴を見送った事で、「こりゃ、この件での立件は無理だぞ」というところまで知恵がまわらないようなら早急に総裁を辞任するべきだ。
もちろん、自民党の議員や自民党員、サポーターたちが「谷垣と心中する」という強い結束の元、小沢氏を追及するというのなら、別に構わないが・・・私なら谷垣氏のような知恵の足りん総裁と心中なんてまっぴらゴメンだ。
国会招致
なぜ国会議員の小沢一郎氏を国会に招致する必要があるんだ?
招致せずとも、国会に出席するのは国会議員の最低限の義務だろう?
国会に出席しない小沢氏が悪いのであって、招致などせずに「国会議員なら国会には出席しろよ!ばか者が!!」って言えばいいんじゃないか?
メディアも国会招致だなんだと声高に報道する必要はない。
出席するのが当然なんだからね。
結論
昔から、「狐と狸の化かしあい」という事があるが、今回の政界のドタバタは「狐と狸」ほど高度な化かしあいではない。
国会議員の癖に国会をサボる小沢と、検察が起訴を見送ったという事実を理解出来ない脳足りんどもの醜い政治パフォーマンスに過ぎない。
特に脳足りんどものお馬鹿さんぶりには呆れる。
検察が起訴を見送ったということは、この件で小沢氏を立件するのはほぼ不可能だと判断した為だ。そんな事はド素人の私にだって判ることなのに、現総理や与党・民主党の現幹事長および最大野党の総裁がそろいも揃って国会招致して、政倫審で説明させれば起訴に結びつくと信じている。
プロが諦めた事例を脳足りんどもが追及したところで何も進展しないと思うぞ。
「もう少し頭を働かせろよ」といいたい。
本気で追及する気持ちがあるならば、別の事件で追求するしか道は無いはずである。
よく考えて行動して欲しいものである。
個人的には小沢一郎氏には失脚して欲しいのだが、今のように無駄な追及を繰り返しているようでは期待できない。