凄いPK戦を見たかも知れない。東福岡VS九州国際大付

全国高校サッカーの福岡県大会決勝戦・東福岡VS九州国際大付で、PK戦が凄い事になっていました。

私はPK戦に入ってから観戦していたのですが・・・

なんと両チーム共に15人目までノーミスでPKを決めたんですよね。

なんと30人連続でPKが決まったわけです。

私はこんなPK戦を見た事が無い。

PKを蹴る選手は1周目全員成功。2回目のPKも4人目(両チームで8人)まで全員成功です。

ココまで来ると、どちらのチームにも勝たせてやりたいという気持ちが膨らみ始めます。

高校生といえど勝負の世界は厳しいもので、白黒ハッキリするまでPK戦は続くんだし、勝ち負けを決めなきゃならないんですが・・・


東福岡の16人目のPKを、九国大付ゴールキーパーが止める。

これで勝負あったか?という状況で、こんどは東福岡のゴールキーパーがファインセーブ!

その後は、お互いに一歩も譲らずPKを決め続けました。

そして、運命の22人目、お互いにゴールキーパーがPKを蹴る。

ココでもお互いにPKを決めたら・・・まさかのPK3周目に突入するという状況。

しかし・・・東福岡のPKを九国大付のゴールキーパが止める。

そして九国大のGKが蹴ったボールは、見事にネットを揺らしました。

まさに死闘!21対20という結果でした。

15人(両チームで30人)連続でPK成功というのも凄いし、22人目まで続いたPK戦も凄かった。しかし、最も凄いと感じたのは、22人目(両チームで44人目)まで、全員が枠を外す事がなかった事です。

県大会の決勝、痺れるようなPK戦の中で誰一人ミスキックが無かった。

福岡県のレベルの高さを、まざまざと見せ付けられたという印象でした。

両チームの選手の皆さん、お疲れ様。いい試合を見せてもらってありがとう。

九国大付の選手の皆さん、全国大会も頑張ってね。(東福岡の選手の分まで)

いや〜本当に凄いPK戦を見せていただきました。