蓮舫議員のいい訳が見苦しく感じた

昨日はスルーしようと思っていたのだが、蓮舫議員が国会議事堂で雑誌の写真を撮影した事について書く事にしました。

なぜスルーすると決めていたのを蒸し返すのかというと、蓮舫議員の言い訳が余りにも滑稽だったからです。



彼女は「雑誌の取材に応じたりすることで、国民の皆様に政治に関心を持ってもらうのも国会議員の仕事だ」と語り、「撮影場所が不適切であるとか懸念を抱かせてしまったとしたら率直におわび申し上げる」と陳謝した。

テレビのニュースで見たので、発言の順番は定かではないが、陳謝が先だろうといい訳が先だろうと今回はあまり関係が無い。


蓮舫議員は、国民に政治に関心を持ってもらう為と言っているが、VOGUE NIPPONという雑誌はファッション誌です。

ファッション誌だけどニュースやトレンド情報も掲載しているらしい。

詳しい読者層は判りかねますが、ファッション誌で着飾ったタレント議員の写真を見て、政治に興味が沸くものだろうか。

私には全く理解出来ないばかりか、蓮舫議員の説明は誠に不細工な言い訳にしか聞こえなかった。

それどころかファッション誌に掲載された蓮舫議員の写真を見て、お洒落感覚で政治に興味を持たれるというのも些か不安に感じる。

個人的な意見であるが、ファッション誌のグラビアを見て政治に興味を持って欲しくは無いのである。


あくまでもキッカケがファッション誌であって、そこから政治に興味を持ちユーザーが自分自身で考えるようになってくれるのであれば大歓迎だが、ファッションの延長線上で考えられては困る。

こんな馬鹿げた言い訳をするくらいなら、ただ一言「ごめんなさい」と謝罪してくれたほうがよっぽど良かったのではないかと思う。


個人的な感想ですが、蓮舫議員の発言はいちいちカチンとくる発言が多いように感じる。

蓮舫議員は私が嫌いなタイプの政治家だが、タレント議員の失敗を追及する必要は感じなかったし、今回は厳重注意を受けたらしいので、今後は慎重に対応してくれればいいと思っていたので、スグに陳謝したのは良かったと思うが、無駄な言い訳をしたせいで「やっぱりこの人は反省していないし、論点がずれている」と感じてしまった。


ただし、私の感性と蓮舫議員の感性は違うだろうし、彼女が本気で「ファッション誌に掲載された蓮舫議員の写真を見て政治に関心を持って欲しい。」と考えていたとしても不思議ではない。

だから、一部の野党議員のような追及はしたくない。感性の違いは個性だと思うからだ。


ただ、ファッション誌のグラビアを見て政治に興味を持つ人たちが、一体どれくらいいると見積もっていたのか聞いてみたい気がする。

私にはファッション誌のグラビアを見て政治に関心を抱く人というのが想像出来ないのだ。

私には「蓮舫議員が考える政治というモノが、ファッションと同一線上に存在しているのではないか」と思えてならないのです。