ソフトバンクがパリーグ優勝!それでも小久保の400号がミスジャッジで幻になった事は忘れないで

ソフトバンクホークスパリーグを制しました。

小久保の幻400号など、気になる出来事が多かった終盤戦ですが、感動的な逆転優勝でしたね。

ただし・・・小久保の幻の400号に代表されるような審判の劣化は忘れてはならない。


なんとなく「ホークスの優勝に水を差したくない」という事情で、ミスジャッジ&審判の訳のわからん自信によるビデオ判定拒否事件がスルーされるようでは、今後のプロ野球界の発展に悪影響を及ぼす可能性があるので、忘れないように書いておく。

ビデオ判定拒否事件については9月20日のエントリを読んでください。
http://d.hatena.ne.jp/kunitaka/20100920/1284924591



ソフトバンクホークスは、度重なる苦難を乗り越えて優勝したんだから、ホークスの選手や関係者、ホークスファンは大いに優勝を喜んで欲しい。


小久保の400号をミスジャッジでファールと判定し、ビデオ判定を求められても「私は自信を持ってファールと判定したので、ビデオ判定は行わない。」と最悪の決断をした審判団に対する抗議は、ホークスファンや選手、関係者以外のプロ野球ファンが行うべきだろう。

当事者は感情的になる事もあるし、ホークスファンや関係者は口出しすべきではない。

当事者以外のものが「他所のチームの事だから知らんよ」なんて無責任な対応をとらず、キチンと審判団を追及するべきである。


誤解が無いように追記しておくが、私はミスジャッジそのものを批判する気は無い。

審判も人間である以上、完璧ではないしミスも犯す。しかし、その後の対応は最悪であった。

ビデオ判定を求められ、ビデオ判定を拒否した事が問題である。

人間はミスを犯す事もあるから、出来るだけ正確なジャッジが行えるようにビデオ判定を導入したんじゃないのか?

審判の自信なんて、客観的根拠が無いのだからビデオ判定を拒否する理由にはならん。

そもそも本当に自信があったのなら、ビデオ判定を受け入れて自分の判定が正しいという証明をすればいいのだ。


プロ野球が公正に運営されているという事を証明するためにも、今回のミスジャッジ&ビデオ判定拒否事件は追及されるべきだ。


ホークスファンや関係者は「優勝できたんだから、細かいことは見逃してやるよ」って気分になっていると思うが、この事件をスルーしたのでは審判は益々傲慢になり、ジャッジのクオリティーは低下し続けるだろう。

客観的に公正でない判定が繰り返されれば、最終的にはプロ野球自体のクオリティー低下に繋がりかねない。



最後になりましたが・・・ソフトバンクホークスのファン、選手、関係者の皆さん、優勝おめでとうございます。

感動的な逆転優勝でしたね。

息が詰まりそうな緊張感の中で優勝争いをした事で、益々強いホークスになると思います。