ビデオ判定

9月19日のソフトバンクVS西武23回戦で、それでも「プロか?」と思うシーンがあった。

小久保選手の打球がファールと判定された事に、秋山監督はビデオ判定を求めた。

微妙と言うより「間違いなくホームランだろ」って打球だったので、ファールと判定されればビデオ判定を求めるのは当然だと思う。

ところが審判は「私は自信を持ってファールと判定したので、ビデオ判定は行いません。」とアナウンスして一方的に秋山監督の要求を却下してしまった。



私は学生時代に「スポーツにおいて審判の判定は絶対であり、審判が黒と言えば白いものでも黒なんだ。」と教えられた。

審判の判定に従わなければならないのは良くわかるが、その特権意識が審判のレベルダウンに繋がったのではないか。

審判の誤審が多いからビデオ判定が導入されたのである。


ならば、ビデオ判定の要求があった場合には、全てビデオ判定を行うべきではないかと思う。

審判は自信を持って判定したかも知れないが、それでも人間である以上間違いはある。

そのヒューマンエラーを極力減らそうとするのが審判の務めだと思う。


そもそも自信を持って判定したのなら、ビデオでシッカリ自分の判定が正しい事を証明すればいいではないか。

個人攻撃をするわけにはイカンので、該当する審判の名前は伏せておくが、ビデオ判定が導入された以上、要求されればすべてビデオで確認するべきである。

プロ野球の審判はプライドばかりが高くて、肝心のジャッジは間違いだらけだ。


試合のほうは、ミスジャッジに奮起したホークスが大勝したために、あまり話題にならないのかも知れませんが、私は非常に重大な問題だと感じたので、キッチリ誤審を指摘しておきたい。


本当に自信を持っているなら、ビデオ判定されようが自信は揺るがないものだ。

正々堂々とビデオで自分のジャッジの正しさを証明すればいい。

ビデオ判定を拒否した本当の理由は、審判自身が「もしかしたらミスジャッジだったかも?」と思っていたんじゃないか?

疑いだしたらキリが無いので憶測を書くのはやめておくが、ビデオ判定が導入された以上、要求があればビデオ判定を行うべきだ。

それからヘボ審判は、分不相応なプライドは捨てて謙虚になれ!

本当のプライドとは、他者の意見を謙虚に聞きいれ、自問自答を繰り返しながら身についていくものだ。

俺は審判だ。偉いんだ。という思い込みはプライドとはいわない。「非常に醜悪な自己顕示欲にすぎない。」と指摘しておく。