山田農水相は国会の仕事と裁判所の仕事の違いが理解出来ていないボンクラ大臣だ!!

東国原宮崎県知事と山田農水相の舌戦が繰り広げられている。

東国原知事は「頭が固い」などと国の対応を批判しているし、山田農水相は「違法だ」と批判している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100713-OYT1T00829.htm

ちなみに私の考えでは双方とも間違っていると思う。



国会の仕事

まず、東国原知事の間違いは国(山田農水相)に対して「頭が固い」と言っている点だが、山田農水相は頭が固いのではない。頭が悪い(国会の仕事が理解出来ていない)のであって、決して頭が固い訳じゃ無い。ハッキリと頭が悪いと指摘するべきである。


国会とは立法の場であって、違法か合法かを議論する場ではない。政局や自分の就職活動(議員の就活は選挙)ばかりを優先するあまり、国会の仕事は立法であるという一番大事なことすら理解出来なくなっている。そんな奴は馬鹿である。

立法に携わるのが仕事なんだから、違法だろうが合法だろうがケースバイケースで対応し、必要ならば特例措置を講じるのが国会議員の仕事じゃないのか?

いきなり違法だと断言し、自らの仕事を放棄するような馬鹿はサッサと辞任するべきである。

山田農水相には、三権分立から勉強しなおして再出発することをお奨めする。


東国原知事が、山田農水相に対して「国会の仕事を理解出来ていないボンクラだ」と指摘する訳にはイカンだろうから、代わりに私が指摘する。


山田農水相は国会の仕事と裁判所の仕事の違いが理解出来ていないボンクラ大臣だ!!


こんなボンクラを大臣にしたんだから、総理の任命責任は問われるべきだろうね。

ついでにこんな奴を国会に送り出した長崎県有権者の民意を疑うよ。

とは言っても、選挙結果に関しては、全ての国民が等しく責任を負うべきだし、私を含めた全ての国民の責任でもあるので、私が代表して「山田農水相は、国会議員の仕事を理解していないから辞任するべきだ」と指摘しておこう。



口蹄疫問題

そもそも現政府をはじめ、我が国の国会議員は口蹄疫問題について、余りにも無責任な対応をしている。

参院選の日程を決めた菅総理はじめ閣僚たちは、人や物の行き来が活発になる選挙活動が如何に危険な事かも理解していないから、この時期に参院選に踏み切った。

新政権誕生で支持率がご祝儀相場のうちに選挙を行うというのは、選挙戦略としては正しいのかも知れないが、口蹄疫のウイルス拡散防止に努めている人たちからみれば暴挙以外の何者でもない。

それで歴史的な大惨敗をしているんだから世話無い話である。


しかし、自民党をはじめ野党の議員もダメダメである。

「逃げるな菅」とか訳の判らん事を言ってないで、「宮崎の口蹄疫問題は深刻だから、参院選の日程は先に延ばすなり、最悪でも九州地区の選挙だけでも特例で先延ばしにするべきだ」と主張するべきなのに、そういう大切な事には目配り心配りが出来ないらしい。

そして口蹄疫の被害拡大を抑止しようと不眠不休で頑張っている人たちの傍らを「私は就職活動中です。よろしくお願いします。」と喚き散らしながら選挙カーで走り回っていたのである。

こんな状況は私には悪夢としか思えない。


そんな危険な参院選を行っておきながら、頭の悪い山田農水相は「危機感が無い」とか言ってしまう訳である。自分達の危機感の無さは棚に上げて、どの面下げて東国原知事に「危機感が無い」といえるのだろうか。

このレベルまでくると、頭が悪いどころか「日本語わかりますか?」のレベルだと思う。



しかしいくら本当の事とはいえ、こんなに激しく批判しちゃって大丈夫だろうか?

捕まったりしないだろうな・・・。

しかし、誰かが声を上げないと国会議員のクオリティーは益々劣化するだろうし、誰かが危険を犯してでも批判するべき事は批判し続けないといけないよな。

選挙結果には全ての国民が等しく責任を負わなきゃいけないんだし、国会議員のクオリティーが低いのは国民の責任なんだしね。