馬鹿は自分が馬鹿だと判らない

理解力の無い人物だとは思っていたが、ココまで理解力が無いとなると呆れるばかりか哀れにすら感じる。

歴史上他に類を見ないレベルの知能である。

鳩山前首相は11日、BS朝日の番組収録で、亀井静香前金融・郵政改革相の辞任について、「亀井氏の取った措置、立場は立派だ。責任は取るが、連立離脱はしない。そこは社民党国民新党の違いだ」と述べ、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で連立政権を離脱し、鳩山政権崩壊のきっかけを作った社民党への恨みを口にした。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100611-OYT1T00944.htm

社民党は、鳩山氏の「最低でも県外」という言葉を信じて民主党と連立を組んだ。

金持ちのバカボンの言葉を真に受けるなんて、騙される方にも問題があると思うが、マイノリティーの代弁者としては、藁をも掴む思いで連立を組んだんだろう。


鳩山氏は、普天間移設問題で「腹案がある。」と明言したが、鳩山氏の腹案とは自民党がほぼ決定していた辺野古移転案を「埋め立て案」から「桟橋方式」に変更しただけのパクリ案だった。

辺野古移転が日米合意に至ったのだから、社民党は裏切られたばかりか、民主党と連立を組んでいる意味さえ無くなったわけだ。

ならば連立離脱は当然の結果であり、もし福島氏が罷免されなかったとしても、辞任・連立離脱とならなければおかしい。


国民新党の主張する郵政問題については、今国会で可決できなかったが、今後も引き続き議論を行うことは可能なのだから、国新の主張は否定された訳ではない。

ならば国新は連立を維持して今後も郵政問題について主張し続けなければならない。

亀井大臣が辞任したのは、ただ単に自分達の主張より参院選を優先した現政府に対する不満が主な理由だろう。

考え方は人それぞれ違うものだが、国新は郵政問題は国民生活に(過疎地では特に)直結する問題だから、郵政問題を最優先するべきだと考えていたが、現政府は新政府誕生のご祝儀相場的な支持率が落ち込む前に参院選を行いたいと考えた。

そもそも「国民の支持率が高いうちに選挙をするべき」という考えが間違っている。菅新総理に期待していたがガッカリだ。

「国民の支持率が高いうちに」って考えているという事は、菅新政府の支持率は今後極端に低迷するという事を自ら認識しているという事だろ?

要するに新政府は国民が嫌う方向の政策を進めようとしているのである。

たった一月や二月選挙の日程が遅れた程度で「支持率が低迷する」と、与党が自ら認めているようなものである。

亀井氏は「そんな政府の閣僚に名を連ねたくない」と思っただけであろう。

誰だってそう思うだろうし、辞任は当然とも言える。

社民党国民新党も自分達の主張を最優先しているからこその判断で、両党ともに正しい判断だと言える。

社民党国民新党も己の主張・信念に従った行動である。


なにも判っていないのが鳩山氏で、自らの主張や考えが何もなく、ただ単に自民党批判を繰り返していたら、国民の嫌自民党感の風に乗って総理大臣になっちゃった。自らの主張など何も無いのだから、他の政党の主張の意味など理解出来ないのである。

主張なき政治家など、本来存在する意味が無いのだが、そんな事すら理解する力は無いんですよね。

そして、おのれの馬鹿さ加減を理解出来ずに「亀井氏の取った措置、立場は立派だ。責任は取るが、連立離脱はしない。そこは社民党国民新党の違いだ」とは・・・笑い話である。

社民党国民新党の違いは主張を全面否定された社民党とまだ正式に否定されていない国民新党の違いである。

その違いは、鳩山氏本人が最大の原因になっているのに、その事すら理解出来ていないとは・・・気の毒なほど回転しないオツムである。

しかもBS朝日の番組で、自らのアホっぷりを国民に披露しようと言うのだから、羞恥心すらないんだろうね。


私は普天間の移転は辺野古で行くべきだと思っていたし、辺野古に決めた事については否定しないけど、持ち上げておいて叩き落された沖縄の人たちは許せないだろうな。

出来もしないことを、さも出来るかのように空手形を切った鳩山氏の罪は重いよ。

こんな息子じゃ〜お母さんは心配で、還暦を過ぎても息子に生活費を仕送りしなきゃならんだろう。

馬鹿な息子を持つだけで、大変な苦労をするもんだけど、これじゃ〜オッカサンも気の毒な話である。
(しかも政治資金規正法に引っ掛かりそうになったら「母が勝手に・・・」とか言って、罪を擦り付けていたなあ〜)


むかし友人の親父さんが「あいつは馬鹿だから、自分が馬鹿だという事が判らないんだ」と息子の悪口を言っていたけど・・・。

「馬鹿は自分が馬鹿だと判らない」と言うのは本当の事らしい。