出る杭は打たれるどころか・・・何でも叩く日本の文化

「出る杭は打たれる」というのが、日本の文化だという事は薄々感じていたんだけど、最近の風潮は「出てもいないモノまで叩いて引っ込めちゃう」文化だと思う。

例えば、本日話題になっている石原都知事の発言は「出る杭は打たれる」って印象ですよね。

私は「島国に住む日本人が『島国根性』で何が悪いんだ。島国に住んでいるのだから島国根性で当たり前やん」という考え方の人間である。


しかし、石原都知事の発言の意図はよく判らんが、差別意識を刺激する内容である事は事実だし、これは叩かれてもしょうがないよね。明らかに出る杭だと思う。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010041890070655.html


ところが、地方自治体の首長および首長経験者らが新党を結成し「日本創新党」と名づけた事を叩くのは、出ていないモノまで叩く風潮だと思う。


新しい政党を立ち上げたんだから、どんなネーミングでも良いじゃないかと思うんですよ。

新生児の名前と同じような感覚で名づけたっていいと思う。もちろん「日本悪魔党」とか「悪党」とかってネーミングなら批判されてもしょうがないと思うけど、別に変な意味が無いのであれば叩かれる筋合いは無いと思うのだ。

そんなモノまで叩かなきゃ気持ちが晴れないというのなら、今すぐ精神科の病院に行く事をお奨めする。かなり末期的症状だと推測するよ。

自分達の政党名なんだから、本人たちが納得していれば問題ない事だよね。


何でもかんでも叩きゃ〜いいってモンじゃないだろ。

少なくとも叩く必要の無いものまで叩くっていうのが日本の文化や風潮だとしたら・・・そんなに悲しい話は無いよね。


出る杭は打たれるもんだけど、新党の党名の場合は参加者が納得していれば問題ない話だと思う。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100418/stt1004181606001-n1.htm