だから氷河の端っこは常に溶けているんだって・・・

私は、嘘が嫌いと言う訳ではない。嘘も方便というし、必要な嘘だってあるだろう。

しかし、テレビの捏造・歪曲報道は許せない。

なぜなら、我が国の国民は新聞やテレビを通して広がるから、新聞やテレビで嘘をついたら、その嘘の影響力たるや想像を絶するものがあるからだ。



氷河が溶ける映像

氷河が解け落ちる映像を流して、CO2削減を呼びかけるテレビコマーシャルを見た。ホッキョクグマが流氷の上でオロオロしている映像が一緒に移っているコマーシャルで、温暖化防止やCO2排出削減を訴えるコマーシャルだ。


この映像自体は本当の映像だろう。

なぜならば、氷河の端っこは常に溶けているからだ。何万年・何億年も昔から、氷河の端っこは常に解け落ちているのだ。

氷河の端っこが溶けている映像を流して、いかにも「地球が温暖化しているから氷河が溶けているんです。」という嘘のイメージを植えつけようとしているから許せないのである。

たとえば百年前の氷河は、もっと南で解けていたという資料があるなら温暖化の証拠となるだろうけど、氷河が溶けている映像が温暖化の証拠になる訳が無いのである。

氷河とは、文字通り氷の河である。

北半球の氷河は、北極点付近で海水が凍り、徐々に南下(北極点から見たらすべての方向が真南なんだけどね。)して、いずれ解けてしまうのである。

もし氷河が溶けなかったら、北極で出来た氷河はドンドン南下して、南極で出来た氷河はドンドン北上して、地球全体が氷に覆われてしまうって事になる。

氷河の端っこは常に解けてないといけないのである。



ホッキョクグマは泳げる

流氷の上でオロオロしているホッキョクグマの映像も、映像自体は本物だろうけど、これも温暖化の証拠にはならない。

ホッキョクグマは、泳ぎが達者で何時間もの間氷の海を泳ぐことが出来るし、海中で狩りをする事もある。流氷の上でオロオロしていても、イザとなったら泳いで元の場所に戻れるし、流氷まで泳いできた可能性も否定出来ないからだ。

あの映像で、ホッキョクグマの生活範囲が解けているという証拠にはならないのである。



映像だからと信用するな

我々は何故だか知らないけど、映像だと何の疑いもなしに信じてしまう傾向があるようだ。しかし、映像自体はいくらでも編集出来るし、信用に値するものではない。百聞は一見に如かずというが、テレビという媒体を通過した映像は信頼できるようなシロモノではない。

こういう誤解や曲解を誘うような報道が私は嫌いだ。



温暖化は嘘っぱちだ

恐らく地球が温暖化しているという話は嘘っぱちだろう。

地球の歴史から考えて、今より温暖な時代もあっただろうし、寒冷化した時代(氷河期)もあっただろう。たかだか数十年の調査で温暖化しているなどとほざく奴は、あまりにも浅薄な考え方だと思う。

「30年前と比較したら、多少温暖化傾向にある」って話なら納得出来るが、地球の環境が大きく変化するほどの変化ではないし、過去の温暖期と比較してどうなのかは判らない。

氷河が解け落ちる映像に騙されて、ワザワザ生産量を落としてまで二酸化炭素の排出量を削減するなど愚の骨頂だと思うのです。