政治家のブログやツイッターって

面白い記事を見つけた。

田村参院議員が「ツイッター」でつぶやいた事に、一部のユーザーが反応し批判されたそうなんですが、田村議員は逆ギレして「本名も名乗らずに無礼な発言する卑怯(ひきょう)者はブロック当たり前だ!お前らこそ卑怯者だ!本名名乗ってから文句言え!」と反論したそうです。


参照:http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100208/stt1002081746005-n1.htm

ネットテラシー

ネットテラシーの問題だと思うが、ブログにしてもツイッターにしても、批判的なコメントを頂くことは特に国会議員に限った話じゃない。

一国会議員が国民(おそらく)に対して、「お前ら」とか「卑怯者」などと反論すればどんな結果を招くか推測出来なかったのだろうか。

ブログやツイッターサイバースペース上に存在しているが、その情報を閲覧しているのはリアルな人間だ。

リアルスペースにいる人たちが、サイバースペース上のWEBサイトを閲覧しているという事実を認識出来ないという事は、ご本人のネットテラシーを疑わざるをえない。

次回の選挙では、大苦戦を強いられる事になるんじゃないだろうか。



ネガティブコメント

少なくとも、総てのユーザーが同じ感性を持っているなんて馬鹿な話は無いので、ブログやツイッターを利用していればネガティブなコメントを頂くことは良くある。

ブログの場合、殆どのネガティブコメントは、ハンドルネームも無い場合が多い。

個人的には、ネット上のコメントならばハンドルネームでOKだと考えている。ただし、自分のブログのURLやメールアドレス(コメント欄に書くと不特定多数の目に止まるからNG)を管理人にわかるようにするべきだと思う。

ちなみにネガティブコメントの多くは書き逃げが多いので、基本的には気にしない事だ。

私はテーマごとにニュース関連・オンラインゲーム・芸能関係・日記などブログを開設しているので、複数のブログを管理している。

そして、ネガティブなコメントを頂くことも多い。

ただし、私が拒否設定をするのは「エロサイト」のリンク付きコメントやトラックバック、出会い系他、明らかにスパムだと判断した場合のみ拒否設定をする。

だから、ブログのエントリに関する批判コメントは拒否しないし削除もしない、ついでにお返事コメントしたりもする。

公序良俗に反するような文章の場合は、コメントを削除して返事を書いたりもする。

古いブログだと4年以上使っているものもあるが、常にお返事は書くようにしているし、必要だと感じたら相手のブログにコメントを書いたりもする。

ブログを書く以上、自分の文章に責任を持つという意味で、コメントに対するお返事(反論を含む)は当然だと考えている。


毎日数百件のコメントが付く芸能人や政治家のブログだと、総てにお返事コメントを書くという訳にはいかないでしょうが、私のブログには一日5件以上のコメントが付くことは稀なので充分対応出来ます。

以前、一度だけ炎上を経験し、数百件のコメントを頂いたが、総てに返事を書き込んでいて、200件目くらいに挫折した事がある。返事するよりコメントが送られてくるスピードが速いので追いつかないんですよね。

結局、朝方まで返事(反論を含む)を書き込んで、最後は「みんなに返事を書きたいけど無理なので、あとは重要なものだけをピックアップして返事します。」と書き込んで終わりにしたけどね。

4年以上やってて、炎上したのは一回だけなんですよね。

書き逃げが多いので返事を書いても読んでもらえない可能性があるし、逆に同じ人が何度も書き込む場合もある。

コメント数が多いときは、URLやメールアドレス付きのコメントに限定して返事を書いて、ハンドルネームや名無しの場合はスルーでもいいと思っています。

私の場合は、一日のコメント数が少ないので、ほぼ総てのコメントに返事を書いていますけどね。


インターネットは匿名性が強く、批判的なコメントを書き込む荒らし行為も多い。

そんな事は百も承知でブログやツイッターを始めたんだから、田村議員のように逆ギレは大人気ないと思う。

気に入らなきゃスルーすればよかったし、ちょっと上等な人間なら「ご批判はありがたく承りました。今後の議員活動に反映させます。」って書いていただろうと推測します。


批判されて切れちゃうようなら、ブログやツイッターなんかやらなきゃ良かったんですよ。

結局「自身のPRだけが目的のブログ&ツイッターだった」という事がばれちゃっただけで、何も益する事が無かったんじゃないか。

批判されて切れちゃうようなら、コメント自体を禁止設定すればいいだけの話であって、「肯定的なコメントはウェルカムだけど、批判的なコメントはノーサンキュー」ってのは、ワガママというか自己中心的な考え方ですよね。


どんな批判を受けたのか知らないけど、国会議員が国民(おそらく)を「お前ら」とか「卑怯者」呼ばわりしたらイカンよ。公僕としての立場を忘れた議員ほど本末転倒な存在は無いんだからね。

気の毒だけど・・・消えちゃう人なんだろうね。

自民党が与党の時は自民党政権交代して民主党が与党になれば民主党に移るようなご都合主義なんだから、批判は甘んじて受け止めなきゃイカンって気がします。

おそらく批判の内容も「コウモリ野郎」とか「ご都合主義」って内容だったんだろうけど、その通りなんだから批判されても当然だもんね。自業自得でしょ。



提案

選挙目的のブログやツイッター以外にも、匿名で管理してみたらいいと思うんだ。

芸能人や政治家の場合、ネームバリューがあるからアクセスは集まるけど、ハンドルネームでブログを書いていたら、大してアクセス集まらないよ。そりゃよっぽど価値のある内容ならジワリジワリとアクセスは増えるけどね。

ハンドルネームでブログを書いて、アクセスが集まらないようなら、その人の考えは所詮その程度のモノなんだと理解出来ると思うんですよ。

選挙が目的だから本名が必要なわけで、ブログを書くだけなら本名の必要は無いんです。

選挙目的でブログを更新しているんだから、批判はありがたく受け止めるべきじゃないかな。嫌ならハンドルネームで更新するべきだと思います。(HNでもネガティブコメントは来ますけどね)



問題の呟きは現在削除されていますが、最後に田村議員のツイッターを紹介しておきます。

http://twitter.com/kotarotamura