議論は、わかりやすい言葉と真摯な態度で

迷走を続ける日本の政治ばかり書いていますが、ボチボチ嫌になってきました。

問題が山積みなのに、与野党ともに日本の未来に関わる議論は短く、過去の過ちを責めたり、過去の過ちをひたすら隠したり・・・

こんな調子じゃ、日本の未来なんて閉塞感たっぷりのカオスだなと、半ば諦めムードになったりします。

そして、国会中継に感化されたのか、私自身がネガティブシンキングになってきたので、国会の見方を少し変えてみたんですね。

するとどうでしょう。なんとも不思議な話ではございますが、国会中継って面白うございますね。



視点を変えてみる

国会が、日本の将来を決める大事な会議だと思うから、腹立たしいやら失望したって印象になるのであります。

国会と思わずに、小学1〜3年生の学級会だと思ってみてください。

飛び交うヤジ、質問というなの罵りあい、答弁という言い訳などなど、国会はカオスでありますが、小学2年生の学級会だと思えば、なんと活発な会議でありましょうか。

しかも、屁理屈を並べて論点をズラす手法などは、小学生とは思えないほど巧みな技術であります。


前にも書いたかも知れませんが、質問者が「総理のお考えをお聞かせ下さい。」と言うので、総理が挙手しているんですが、他の閣僚が元気よく怒気を孕んだ挙手をするので、議長が勢いに圧されて総理以外の閣僚を指名したりする様は、面白く映るものですね。



国民にわかりやすい言葉で

政治家と言う者は、立派な議論をするべきですが、国会が中継されている事も踏まえて、国民にわかりやすい言葉で議論するべきだし、そうでなければ国民に真意は伝わらないと思うんですよ。

ところが、国会議員の皆様ときたら、難しい言葉ばかりを使って、一部の政治マニアにしか判らないような議論をするんですね。

私の経験上、難しい言葉を並べて議論する人というのは、本来の意味を知らないから、わかりやすい言葉に変換出来ず、誰かが書いた言葉をそのまま喋っている場合と、聞いている人たちを煙に巻くためにワザと難しい言葉を乱用する場合が多いんですが、いまの国会議員の皆様は、どっちなんでしょうね。

おそらく自分達もよく判っていないんですね。

よく判らないまま議論するから、支離滅裂の議論になってしまうわけです。

難しい言葉を巧みに操り、小学生並みの態度で議論しているんですから、真面目に聞いていると情け無い気持ちになるし、小学生同士の罵りあいだと割り切って聞いていると結構笑えるバラエティー番組のような様相を呈してくるわけです。



与野党の攻防

「アンタに言われたく無いわ」とぶちきれちゃった閣僚もおられましたが、まさに小学生の喧嘩には「お前のかあちゃんデベソ」と「お前に言われる筋合いはないわ」はツキモノです。

今度は、どなたか答弁で「おまえのかあちゃんデベソ」と言ってもらいたいものです。

目じりに涙を貯めて、大声で「おまえのかあちゃんデベソ」と罵ってほしいと思います。


そして、そのまま衆院解散を宣言したりして「バカヤロウ解散」や「天の声解散」を凌ぐバカバカしいネーミングの解散として「おまえのかあちゃんデベソ解散」を歴史に残して欲しいものです。



まとめ・・・

今回は、視点を変えて国会中継の感想を書いてみました。

国会議員の皆様が、真剣に議論されて居られるようなら、失礼なエントリになったと思いますが、馬鹿にされても文句の言いようが無いほどカオスな議論を続けてらっしゃる訳ですから、許していただきたいと思うわけです。

国民が、「国会議員の代議士がたは、国民の為に議論しているな」と評価してくれるような国会になった暁には、「この野郎!ふざけた記事を書きやがって!!」と苦情を言ってくれて結構ですが、小学生並みの議論を続けているようなら、苦情はご遠慮下さい。