新型インフルエンザの流行で、闇タミフルが急増中らしい
闇タミフルが出回っているらしい
個人輸入代行業者たちが、未承認のタミフルを大量輸入して売りさばいているらしい。
そのせいで、粗悪品や偽造品が出回ると言う事態に陥っているそうですね。
大阪府警の一斉捜索が行われたので気がつきましたが、闇タミフルが出回っているなんて思いもよらなかったので驚いています。
人の不安を利用した行為
WHOが新型インフルエンザを警戒レベル6(パンデミック)とした時から、タミフルやリレンザなどの坑インフルエンザ薬が不足するであろう事は容易に想像出来たのですが、まさか海外から粗悪品や偽造品を個人輸入して売り捌く連中が現れるとは思いませんでした。
しかし、タミフルには粗悪品や偽造品が出回り易い背景もあったのではないかと思います。
タミフルの効果は、3日間高熱が続くような場合、1日程度高熱の期間を短くする程度の効果しかない。
インフルエンザに感染した場合、感染後48時間がウイルス活性のピークで、その後はホッタラカシでも回復に向う。
実際にタミフルの効果で熱が下がったのかどうか確認し難い病気なのです。
悪質な業者は、効果の確認が出来ないようなら、粗悪品や偽造品でも、使った人には判らないだろうと考えると思うのです。
実際に、医薬部外品として流通しているドリンク類なども、効果の確認が出来ないし、怪しげなドリンクが出回っていますよね。
悪質な業者は、人々の不安に付け込み、違法な薬品を売買して利益を得ていたんです。
異常行動の可能性
タミフルに関しては、10代の患者の異常行動が問題視されているし、因果関係が定かではありません。
厚労省は、10代のインフルエンザ患者には、原則としてタミフルを使わないように指導しています。
タミフルは素人が個人輸入して売買するような薬じゃないんですよね。
海外の薬
海外の薬を個人輸入して売り捌くという行為は、「バイアグラ」などが有名で、毎日大量に送られてくるスパムメールの多くは、出会い系かバイアグラ関係のような気がします。