新型インフルエンザ　ワクチン　タミフル予防

誰も免疫を持っていないんだから、感染が拡大するのは当然なんですが、学生さんなどは狭いスペースで授業を受けるので、感染する可能性が高いんですよね。

恐らく、そういう状況で感染するから学生さんの感染者が多いんでしょうね。

都心部では、通勤電車など人ごみには注意が必要です。

新型インフルエンザワクチンが不足しているのも問題ですよね。

医療関係者からワクチンを接種するという方法は当然です。

ちなみに厚生労働省が決めた優先接種の対象者は

１・インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者（救急隊員を含む）
２・妊婦及び基礎疾患を有する方
３・１歳から小学校３年生に相当する年齢の小児
４・１歳未満の小児の保護者、優先接種者のうち、予防接種が受けられない方の保護者等

その他の対象者
○小学校４年生から６年生、中学生、高校生に相当する年齢の者
○高齢者（６５歳以上）
となっています。

９月７日のエントリにも書きましたが、１０代の患者の場合、異常行動の恐れがあるため、原則としてタミフルは使用しないようになっています。

よって１０代の患者さんにはリレンザを使用する事が多くなると思います。

またタミフルの需要が増えるとタミフルが不足する可能性もあります。そのときもリレンザを使用するように厚労省は指導しているようです。

やはり予防対策が重要でしょうね。

今までの傾向から推測すると、人ごみを避けると言うのが一番の予防になると思います。

しかし「学生さんに教室に入るな」と言う訳にもいかないし、都心で働く人に「通勤電車に乗るな」とも言えませんよね。

しかし人ごみを避ける事が可能な人は、人ごみを避けるという対策が一番効果的だと思います。

人ごみを避ける事が出来ない人は、手洗い（消毒）が有効だと思います。それも外出後だけでなく、常に手洗いを行うように心掛けるべきですね。

免疫力を高めるために「敢えて不衛生な事をする。」という事を言う人がいますが、あまり信用するべきじゃないでしょうね。

昭和の時代ならともかく、現在は無菌室のような環境で育った世代が多いんです。

免疫力が高くなる前に病気になりかねません。

そんな馬鹿げた事をするぐらいなら、栄養価の高い食べ物をシッカリ摂取して、充分な運動を行い、体力をつけたほうがよっぽど効果的だと思います。