2016年 オリンピック開催地 リオデジャネイロに決まる

2016 オリンピック開催都市が決まる

2016年のオリンピック開催地が、ブラジルのリオデジャネイロに決まりましたね。

東京も候補地としてエントリーしていたので、日本人としては残念な結果になりました。


しかし、東京都民の中には東京オリンピック開催に、反対する人たちがいた事も事実ですし、彼らにとっては当然の結果という事になるんでしょうね。



リオデジャネイロだろうと推測していた

私はなんとなく「リオデジャネイロに決まるんだろうな。」と思っていたんですよね。

なんの根拠も無く、ただ漠然とそう思っていました。


盛り上がっている人たちには、水をさすような真似になるので、ブログにはエントリしませんでした。


もちろん「自信も根拠も無かったから」という理由が大きいのは間違いないんですが・・・

なぜ、そう思ったかと言うと答えは単純なんですよ。

自分が日本人と言う事実と、日本に対する愛情を抜きにして、一審査員として選ぶならリオデジャネイロを選択すると思ったからです。



IOCの審査基準

IOCの委員の選択基準なんか全くわかりません。

ただ「オリンピックの価値を高める選択をするんだろうな。」と思っていました。

だから、オリンピックを開催する事で、オリンピックの価値を高める都市が選ばれるべきだと思っていたのです。


リオデジャネイロで開催されれば、南米初開催になるんですよね。

それに費用対効果が抜群だという事。

オリンピック開催に伴う経済効果やその後の文化的な発展など、オリンピックを開催するメリットが、その他の都市よりもリオデジャネイロが勝っていると感じたのです。


オリンピック開催によって、開催地の印象が良い方向に変わるという事が、オリンピックの価値を高める事になると思うのです。



治安の悪さはオリンピック招致にネガティブな要因か

IOC委員にとって治安の問題は、デメリットに感じないと思います。


オリンピック開催に備えて、開催国は治安向上に全力を注ぎます。

と言う事は、治安に問題を抱える都市でオリンピックを開催するという事は、間接的ではありますが、治安の悪い都市を改善する事になります。

結果的に、治安が悪いといわれている都市が、世界から一つだけ減るという事になるんですよね。


オリンピック開催都市は、開催前と開催後で経済・治安の問題の変化がハッキリと解るので、オリンピック開催の価値を最大限に高める事が出来るのです。

オリンピック招致に関して考えると、治安の悪さはむしろポジティブな要因になると考えられます。



あくまでも漠然とした考え

そんな事を漠然と考えながら「2016年のオリンピック開催都市は、リオデジャネイロだろうな」と考えていたんですね。


結果論なんですが、恐らくIOC委員はそんな判断基準で判断していると思うので「今後の招致活動の参考になれば良いかな」と思って、今日は恥ずかしながら結果論をエントリしました。


私は、福岡と東京が候補地として争っていた時には、絶対福岡で開催するべきだと主張していたし、東京が候補地に選ばれた事で東京憎しという感情が無かったといえば嘘になります。

しかし、東京憎しの感情からアピールポイントをエントリしなかった訳じゃ無いんです。

本当に自信がなかっただけなんですよね。

その事だけは理解して欲しいところです。