少子化について考えてみた

「結婚するのにまずお金が必要で、若者にその結婚するだけのお金がないから結婚が進まないで、その結果、少子化が進むと思うんですが」


という学生の質問に対する麻生総理の回答が話題になったが、学生さんの質問についてどう解答するべきか考えてみた。

私ならこう回答する

まず「結婚するのにお金は必要ない。」と学生さんの間違いを指摘するだろう。

お金は無いよりも、ある方が断然良いし、経済的理由で結婚生活が破綻するケースも多い。しかし少数ではあるが、経済的な不安を抱えながらでも結婚生活を営んでいる人もいる。

つつましい生活になるんだろうけど、幸せかどうかは本人達のみぞ知るところである。

よって「結婚するのに、まずお金が必要」という事は無いのである。

ぶっちゃけ、役所に行って婚姻届の用紙を貰って、二人で書き込んで判子を押して、役所で処理してもらうだけで結婚出来るのである。(未成年の場合は親の承諾が必要)

結婚生活を維持出来るかどうかは本人達次第なのだが、結婚するだけなら金が無くても出来ます。


また「その結果少子化が進むと思うのですが」という設問だが、お金が無くても結婚は出来るんだから、この設問は成り立たないと思われる。

私だったら、そういう回答をすると思う。

経済的な不安が少子化に繋がるか

お金が無いという事が少子化につながるかと言うと、これも「NO!」である。

逆に経済的に不安なほうが出生率は高くなるんじゃないか。

人口の多い国をよく考えて頂きたい。

世界一人口が多い国は中国であり、第二位はインド、第三位は米国である。

中国やインドは、貧富の差が大きい国であり、米国だって同じである。

大富豪と貧困層が同じ国(地域)に暮らしている。

そして出生率が高いのは貧困層である。

中国の場合、事情が違うような気がするけど・・・

インドネシアやフィリピンなども出生率が高いし、出生だけに限ればアフリカ諸国の出生率は高かったはずだ。

人間と言うのは、経済的不安要素が大きい場合に出生率は高くなり、経済的に恵まれている方が出生率は低くなる傾向にある。

経済的に豊かな国が出生率は低く、経済的に不安が大きいほど出生率は高くなるのだ。

世界の傾向が日本に直接当てはまるかどうか解らんが、グローバルな視野で判断すれば貧しいほうが出生率は高いのだ。

よって学生さんの質問は、前半の部分で否定され、後半部分でも否定されてしまう。

電気も来ていないような土地では、テレビもラジオも無いわけだし、暗くなるとやる事が無くなる。

ほかにやる事が無いから、夜になると子作りに励む。

結果として、貧しい国ほど出生率が高くなるのである。

よって経済的不安要素は少子化対策になるのである。学生さんの質問とは逆の結果になるんだよね。

少子化対策を考えてみた

私なりの少子化対策を考えてみた。

電気が来ていないような土地では出生率が高いのだから、この事を逆手にとって少子化対策にしたらどうだろう。

午後7時から翌朝7時まで送電をストップしよう。

病院や在宅介護のお宅の場合は、届出すれば送電するが、一般の家庭には午後7時から午前7時まで送電ストップする。

寒い冬や暑い夏はエアコンがないと辛いので、気候の良い5月から6月、9月から10月の期間限定で実施すればいいのではないか。

滅茶苦茶な案だと思うが、実施すれば絶対に出生率が向上すると思うなあ〜。

しかし、電気が無い生活なんて考えたくも無いので、実施して欲しいとは思わないが・・・

しかし、いよいよ少子化が深刻になれば【送電ストップ作戦】を実施してもいいんじゃないかと思う。

出来れば私が死んだ後で実施してくれると助かるんだけどなあ。


しかし・・・待てよ。

電気が無い国と同じような状況を強引に作り出す必要は無いんじゃないか。

恐らく国民の多くは、夜はテレビを見ていると思われる。

結局、子作りの妨げになっているのはテレビじゃないのか。

私の少子化対策

少子化対策は簡単じゃないか。

午後9時から午前3時の間、テレビの放送をやめちゃったらどうだろう。

出生率が飛躍的に向上しそうだぞ。

私の少子化対策【午後9時から午前3時の間は、テレビの放送を禁止する】

この案を『太田総理』とかの政治バラエティー番組で取り上げてくれないかなあ〜。スポンサーが激怒してテレビ局が潰れちゃうんだろうけど・・・。

テレビ局の存続よりも、子どもの方が大切だよね。なんたって子どもは国の宝なんだもん。

我ながらナイスアイデア
出来れば私が旅立った後で実施してくれると助かります。