スズメバチに気をつけましょう

スズメバチの被害

京都市左京区南禅寺福地町の市道で、合計48人がスズメバチに襲われると言う事件があった。

h ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090825-00000034-mai-soci


夏から秋にかけてスズメバチは攻撃性を増して凶暴になるんですよね。

実は私も小学校の頃、スズメバチに刺された経験があります。

今回はスズメバチについての話をします。

日本に生息するスズメバチ

日本にはスズメバチ属7種、クロスズメバチ属5種、ホオナガスズメバチ属4種の合計3属16種が生息しています。

最強&最凶のオオスズメバチ

日本に住むスズメバチで一番大きなスズメバチは、オオスズメバチです。

日本の蜂の中でも最強で、毒性も最強なんです。しかもコイツは刺すだけではなく、毒液を飛ばすと言う離れ技を使いこなします。飛ばした毒液が目に入ったり、傷口に入ると大変です。

しかも強靭な顎を持っていて、獲物を食いちぎります。

オオスズメバチの必殺技は、髪の毛に止まって強靭な大顎で髪の毛に食らいつき、狙いを定めてから毒針をブチューっと刺します。

髪の毛などに食いついたら、手で振り払ったくらいでは振り払えません。

ガッチリ食いつき、安定してから刺すのです。

私が小学生のときに刺されたのは恐らくコイツで、後頭部に食らいついて、私は何度も手で払ったのですが、振り払う事が出来ませんでした。

そして、後頭部に激痛が走り刺された事を実感しました。

普通は病院に行って治療するのですが、私は自宅で応急処置をして病院には行かなかった。

夜になって痛みと共に体調が悪くなり、翌日は学校を休んで病院に行った事を覚えています。

被害報告が多いキイロスズメバチ

キイロスズメバチは、本州・四国・九州に生息するスズメバチで、攻撃性は非常に強いです。

スズメバチの被害で一番多く報告されるのがキイロスズメバチの被害です。

しかも、キイロスズメバチは都市部などの環境に上手に適応して営巣しますから、街中で被害に遭う人も多いですし、巣の近くを通っただけで刺したりする【ならず者】的な暴れん坊です。

よく民家などに営巣しているし、人間を怖がりません。

キイロスズメバチの巣は日本で最大級になります。よくスズメバチの巣を飾りにしているお宅がありますが、殆どがキイロスズメバチの巣です。

夏から秋にかけてもっとも凶暴で、もっとも注意が必要なスズメバチです。

スズメバチに刺されたときは

スズメバチに刺されたら、幹部をスグに水洗いしてください。

幹部を指でつまみ毒を絞り出しましょう。
絶対に口で毒を吸ったりしないで下さい。

ポイズンリムーバーなどの吸引器があれば、吸引器で毒を吸い出しましょう。

その間に救急車を呼ぶことをおすすめします。

参照:スズメバチに刺されたら(応急処置)