冷静になって考えた

昨日の夕方、選挙のお願い電話で大激怒してエントリしたが、一晩寝てから冷静に考えてみた。

例の広津素子議員の選挙電話だが、本当に広津素子候補の電話だったのだろうか。

間違いなく広津素子さんの声だった。


しかし・・・


録音だったことは間違いない。録音だったからこそ激怒したのである。


しかし、録音であるって事は、誰が電話しても一緒である。


もしも・・・もしもの話なのだが


誰かが広津素子候補の邪魔をしようとして、以前録音した内容を使ったとしたら・・・

仮定の話

あくまでも過程の話というか推測の域を出ない話なのだが

対立候補が広津候補のイメージダウンを画策し、出馬表明の時の演説内容を録音し、選挙区の有権者に片っ端から電話を掛ける。


電話に出たら録音した内容を流す。


電話に出た人は、「広津候補は失礼な奴だ」と思うだろう。実際に私は大激怒したのである。


そう思って、昨日の電話の内容を思い出してみたのだが、突然だった事と瞬間的に怒りが込み上げてきた事もあって、内容をよく覚えていない。


「今回、みんなの党から立候補した広津素子です。宜しくお願いします。」と言うような内容だった事は間違いない。


こんな台詞なら、出馬表明の記者会見など、彼方此方で喋っているであろうから、誰にだって入手できる録音である。

考えすぎかも知れないが、ネガティブキャンペーンに使える事は間違いないから、昨日の電話が対立候補ネガキャンだったという可能性は否定出来ない。

ネガティブキャンペーンの可能性

広津候補のネガティブキャンペーンを行って、得をする候補が居るだろうか。


佐賀三区は保利王国であり、今回も保利耕輔候補が圧勝することは間違いないのだ。

ネガティブキャンペーンを行うなら、保利耕輔氏に対して行うだろう。

落選確実(失礼だが、偽らざる気持ちだし、間違っていないだろう)の広津素子候補に対して、ネガティブキャンペーンを行って、得をする人物などいない。


唯一可能性があるのは、保利耕輔氏が他の候補者を圧倒する為に、保利陣営が行ったという可能性だけだ。


その保利耕輔候補であるが、公示日に一度だけ選挙カーが我が家の前を通っただけである。

その内容は・・・


「私は保利耕輔です。」という極めてシンプルなものだった。


私は「そんなモン誰だって知っている。」と思った。

選挙なのに・・・
しかも自民党には逆風が吹いているのに・・・
極めてシンプルな自己紹介のみ!
「私は保利耕輔です。」だけである。


その後、1〜2回ほど「本日帰ってきました。」という極めてシンプルな帰郷報告が入る程度であった。


微塵も危機感を感じなかったし、前回の選挙でも郵政民営化に反対し、自民党を除名され無所属で出馬して圧勝したのだから、余裕があるのは良くわかっているが、余りにも危機感が感じられなかった。


黙っていても余裕の候補者が、リスクを承知で他の候補者のネガティブキャンペーンを行うとは考えられない。

結論

ネガキャンの可能性は否定出来ないが、やはり広津陣営の選挙活動だったのだろう。

これまでも行く先々でヒンシュクもののコメントを繰り返した人だし、私も何度か直接聞いた事がある。


マナーというか礼儀をわきまえない今回の録音電話であるが、私の中ではネガキャンではなかったように感じる。


しかし、可能性が否定された訳じゃ無いのだから、ここは「冷静に対応しないとイカンな」と思った。