霞ヶ関の改革

まだまだ続く自営業と教師と市職員の話

飲んでるときに頭を使うのは嫌なのだが、小学校の先生が私に質問してきた。彼は私より年上なのに私に対して質問が多い。

教えるのはアンタの仕事だろって言いたいところだけど、彼も私を過大評価してくれる数少ない人物の一人である。

質問の内容は「官僚の天下りや不正が許せないから、霞ヶ関を改革するには何処の政党かな?」というモノだった。

「オイオイ!霞ヶ関の解体は民主党の主張だろ!日教組なんだから民主党だって信じるべきじゃないか。」と思ったのだが、彼はその前の話で「民主党マニフェストは財源が明確にされてないから信用出来ない。」と所属する組織を裏切るような発言をしていた。

彼が民主党を信用していない事は充分承知しているのだが・・・

霞ヶ関の改革なんて国会議員には無理

しかも彼は、数少ない私の信者である。正直にお答えするしかあるまい。小学校の先生なので判りやすく説明しないと、曲解して頂いては小学生に悪影響を与えかねない。

小学生にもわかる様に説明しないといけないから難しい問題だったのだが、私のポンコツ脳みそはフル回転して頑張った。

霞ヶ関の改革なんて国会議員には無理。なぜならば官僚達より頭がいい国会議員がいないからだ。」という説明をした。

多少乱暴な説明ではあるが、小学生にもわかるような簡単かつ説得力に富んだ説明だったと手前味噌ではあるがそう思う。

もともと優秀な頭脳を持った人材が、霞ヶ関と言うシンクタンクで磨かれているのだ。

地方の人気投票で選ばれた国会議員よりはるかに優秀だ。

我が国の頭脳に、手足が反逆するようなものであろう。

それほどオツムの出来に差があるから、どうしても搾取されてる感が付きまとうし、実際に搾取されている部分もあるんだけどね。

霞ヶ関の改革を行いたいなら、頭脳明晰、行動力抜群の国会議員を選出するしかないのである。

しかし、そんな優秀な人物は国会議員になんかならないし、日本と言う小さな社会に留まっていないと思うのだ。

国会議員に霞ヶ関の改革なんて絶対に無理なのだ。