宮沢経産相の対応には疑問が残り、野党には追求する戦略があるのか疑問が残る
宮沢経産相のSMバー支出についてだけど、これって「個人の領収書が紛れ込んでました。早急に訂正して返金いたします。」で片付いちゃうもんですよね。
対象になってるSMバーは風俗では無いみたいだし、そうなると勘定科目は恐らく接待交際費じゃなくて飲食費だと思う。
だから、政治家が大好きな料亭や高級料理店で飲食するのと同じ扱いって事になる。
更に金額も数人で2万円弱なので、料亭や高級料理店での支出より低価格です。
私の推測通りなら、料亭で食事しようが今回の店で飲食しようが同じ事です。
過去の事例と比べたら、料亭の領収書を添付したのと同じなんだから、同じように「個人の領収書が紛れ込んでました。早急に訂正して返金いたします。」で済ませるのが一般的だと思うんですよ。
なぜ宮沢大臣は「私は行ってない」「秘書がその店に行った」と釈明したんでしょうか。疑問が残ります。
なぜならば、単純な事務作業のミスとすれば宮沢大臣はそれに伴う監督責任を問われるだけで済みます。
しかし、今回のように「私が知らないところで秘書が行った。」という事にすれば、秘書の業務上横領およびそれに伴う監督責任を問われる事になりかねない。
単純な事務手続きのミスと犯罪である業務上横領の監督責任では、罪の重さは似たようなモンでしょうけど、犯罪行為の見逃しの方が印象が悪いし、下手をすれば共犯扱いされかねない。
秘書のせいにするより、単純な事務処理ミスって事にするのがダメージは小さかったと思うんですけどね。
その事に気付いてないのか、他に理由があるのか判りませんが、なんか対応が間違っているように感じます。
野党の単細胞議員と違って、私は底意地の悪いド悪党ですから、この対応の拙さを利用して宮沢大臣を追及するな。
まず、経済復興の重要性を説き、小渕前大臣が辞任した事を指摘する。「この大事なときに大臣が辞任・交代するなんて二度とあってはならん事だ。」と強調して退路を断ち、24日に閣議決定した風営法改正案の事を国会で攻めます。
その時に「SMバー支出で恥ずかしい思いをした宮沢大臣には答え難いかもしれませんが・・・」などの言葉を添えて質問するでしょう。
風営法関連で毎回毎回その言葉を添えるんですよ。
宮沢大臣&SMバーのイメージが有権者に定着すれば、宮沢大臣が強靭なメンタルで耐えたとしても、宮沢大臣の選挙区の有権者が「全く恥ずかしい話だ。選挙区の恥さらしめ!」という感情を抱く事は容易に想像出来ます。そうなれば次回の参院選が面白くなりますよ。
その前に宮沢大臣のメンタルが壊れる可能性もあるので、壊さないように調整しながら責め続ける事が重要ですけどね。
最初に「この大事な時期に経産相が続けて辞任する事など許されない。」って指摘してるから、宮沢大臣は逃げたくても辞任と言う逃げは出来ません。
逃げ道を先に断ってから、徹底的に言葉攻めにすれば、効果は絶大のはず。
なんせ、宮沢議員の心と有権者の心を同時進行で攻め続ける事が出来るんですから驚異的な効果が期待出来ます。
コレくらい悪魔のような戦術を使わないと、安倍内閣を切り崩せませんよ。
野党の単細胞議員は、ちょっとは頭を使うべきです。まあ〜この戦略は絶大な効果を期待できる半面、自らの底意地の悪さをアピールしちゃう事になるんで諸刃の剣ではありますけどね。
それくらいの覚悟が無きゃ、高い支持率をキープしてる安倍内閣にダメージを与えられません。
そういう事も含めて、宮沢大臣はなぜ事務作業のミスって事にしなかったのかと思っちゃうんですよね。