私が愚行権を支持する訳!
ウィンストン・チャーチルの言葉に「悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす。」というのがある。
今の世の中、情報伝達速度が速すぎるからなのか、それともネット社会の特徴なのかは知らないが、イロイロと細かい事で問題が発生していると思う。
もちろん公序良俗に反するような事をしちゃいけない。
しかし「もう少し大らかでも良いんじゃないか?」という気持ちはある。
今の世の中どうにも息苦しい。自由度が低い。閉塞感が半端ないのである。
こういう息苦しい社会から生み出されるものはネガティブなものばかりだ。
はてなの人気者id:netcraft氏が主張したかったのは、そういう事なんじゃないかと思うんですよね。
愚行権の行使が認められるネット社会をつくろうぜ!
今のネット社会に足りないのは愚行権の確立であると思う。
Twitterがバカ発見器と言われるように、私達はソーシャルメディアを通じて毎日全国や全世界の馬鹿を発見しては、イナゴのように食い散らかして消費する。彼らの愚行権の行使を尊重しようとする態度が見られない。愚行権は公共の福祉に反しない限りにおいて尊重されるべきである。
(以下省略)
ブコメコメントや反論エントリも上がっているようですが、netcraft氏の主張する愚行権とは、違法行為や公序良俗に反するようなアウトサイダー的な行為じゃないと思うんですよ。
愚行とは生きる為に必要ではない行為だと思うんですよね。
はてなでブックマークコメントを書く行為だって、生きる為には何ら必要ない行為です。
実益を兼ねた趣味だってありますが、殆どの趣味は生きる為に必要とは言い難い行為です。
そういうモンをまとめて愚行と表現してるんじゃないでしょうか。
愚行=違法行為というのは明らかに偏狭な解釈だと思うんですよね。
もっと人は大らかに生きるべきです。
世の中に閉塞感が漂い息苦しさを感じる現代だからこそ、大らかさが必要とされるんじゃないでしょうか。
自分が感じている閉塞感を他人に押し付けても何も改善しませんよ。
こういう時代だからこそ、人はもっと楽観的に生きるべきです。
チャンスの中に困難を見つける悲観論者にならないように心掛け、困難の中にチャンスを見出す楽観主義者になりましょうよ。