熊と遭遇した時の対処法？ - 日々の小さな感動日記

熊に出会った時の対処法として、「慌てず、ゆっくり後ずさりして距離を保ち、去るまで待つのが望ましい。」と紹介されていました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101028-OYT1T00355.htm

しかし、最近では人里で熊に出くわしたと報道されることが多い。

自分の家の庭先で、いきなり熊を見かけたら・・・「慌てるな！」というほうが無理な話だと思います。

朝仕事に行こうと玄関を出たら、庭の柿の木が不自然に揺れている。

「どうしたんだろう？」と近寄ってみると、柿木には野生のツキノワグマがよじ登っていて、柿の実を美味しそうに食べている。

そんな状況で、慌てず騒がず冷静に行動できる人って、それほど多くはないよな。

それでも冷静さを保つことが大事なんだろうけどね。

最近は熊が人間の行動範囲に入ってくる事が多いので、皆それぞれ対処法を考えておく必要があるのかも知れません。

そこで、数パターンの対処法をシュミレーションしてみようと思います。

山道を歩いていたら、偶然熊と遭遇した場合を想定

突然の出来事なので、普通の人だったら脊髄反射で逃げると思います。

考える前に、猛ダッシュで逃げるのが普通の対応ですが・・・参照した記事にも書いてあるけど、熊さんが反射的に追いかけてくるので危険だそうだ。

昔からよく言われている対処法だけど、実は間違いらしい。

熊さんは好奇心が旺盛なので、死んだフリをしていても熊さんは近寄ってくるらしい。

ただし、ツキノワグマは噛み付く習性があるあるので、うつ伏せになると咬まれる危険性は低くなるらしい。しかし・・・相手がヒグマだった場合は、熊さんに殺されちゃう危険があるようです。

死んだフリは通用しないようだ。

私が幼少のころ、格闘家のウィリー・ウイリアムスがグリズリー（ヒグマの仲間）と戦い、「熊殺し」の異名を取ったが、実際に野生の熊さんと戦って勝てるだろうか。

少しシュミレーションしてみた。

私と熊さんは睨みあっていた。

熊さんはスキだらけなので、私は熊さんの懐に飛び込みながら渾身の右ストレートを繰り出す。

次の瞬間、熊さんの左フックがカウンターで炸裂。

あっさりやられてしまった・・・orz

当然の結果だけどね。

間違っても熊さんと戦ってはいけない。

勝ち目がないので、素直に「ゴメンナサイ」と謝るという選択肢も無いわけではないのだが、おそらくコチラの謝意は熊さんには伝わらないだろう。

言葉が伝わらなくても、我々はペットが「ごめんなさい」って反省している事を理解出来るけど、野生の熊さんには伝わらないと思う。そもそも何も悪いことはしていないので謝る必要もない。

熊と遭遇した時に、「慌てるな」というのは無理かも知れないが、慌てつつもジッとしている事が望ましいようだ。

いろんなパターンをシュミレーションしてみたが、私の住む九州には野生の熊さんは生息していないらしい。

考える必要はなかったようだ。