惜しい競技が続いていますね
女子モーグルの上村愛子選手の4位もノルディック複合の小林選手も本当に惜しかったです。
特に上村愛子選手はメダルが確実視されていた。
2008年〜2009年シーズンは、ワールドカップ総合優勝こそ成らなかったが、2009年フリースタイルスキー世界選手権で、シングルモーグル並びにデュアルモーグルで優勝。日本人選手初となる2冠王に輝いた。
なにかと必要以上にハードルを上げてしまう日本のマスコミではあるが、前哨戦の成績を考えれば誰だってメダルを期待する。
残念な事に第4位という悔しい結果だったし、本人も悔しいと思うけど、ちゃんと実力を出し切った結果なら充分ではないかと思う。
充分感動的なパフォーマンスだったと思います。
高校生だった長野オリンピックから4大会連続でオリンピックに出場するだけでも、素晴らしい事だと思うんですよね。
それに、残念ながらメダルに届かなかったという事は、まだまだ目標があるって事だから、それはそれで幸せな事だし、見ている我々も将来の楽しみが残ったという事だ。
それに上村選手は非常に感じのいい女性ですよね。みんなが応援したくなる。そんな選手だからこそスタッフや関係者は喜んで支援するし、私のようにスキーが判らない人間でも応援したくなる。
暫くはゆっくり身体を休めて、スッキリしたらまた次の目標に向って頑張って欲しいと思います。
スポーツは結果も大事だけど、結果だけが大切な訳じゃ無い。多くの人に感動を与えられるならば、それは本当に素晴らしいことだと思うんですよね。
ノルディック複合の小林範仁選手は、残り1周でトップに立って逃げ切りを狙ったけど、最後は力尽きましたね。しかし、積極的に仕掛けていっての結果ですから、内容は非常に濃い内容だったと思います。
ノルディック複合という競技が、あれほど駆け引きとペース配分が重要な競技だと思っていませんでしたので、ラスト1周の攻防は見ごたえがありました。
テレビで見ていて、ラスト1周のラストスパートを見ていたら、もしかするとこのまま最初にゴールに飛び込みそうな印象だったし、最後に力が残って無くてもメダルは間違いないと思ったもんね。
オリンピックの本番で、世界の競合相手に自分から仕掛けるなんて、勇気が必要だし、また勇気だけでは飛び出せないモンだと思うんですよ。
過去のレースからの経験則や、勝負勘、そのときのコンディションなど総ての要素が揃っていて、なおかつ勇気が必要なラストスパートだと思います。
結果は7位だったけど、メダルに手が届くという事を証明した素晴らしい7位だったと思います。
他国の選手も
また日本人選手だけじゃなく、世界中から集まったアスリートたちが素晴らしい競技を続けています。
やっぱりスポーツって素晴らしいと思う。
スキーを知らない私でさえ、これほど感動するんだもんね。